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この記事の目次
キングダム643話ネタバレ予想vol2「扈輒の目前で趙兵を公開処刑」
扈輒という人物は有能かどうかは兎も角、死に臨んでじたばたするような小者ではなさそうです。しかし、そういう人物は己の無力さを思い知らされる事には弱いと考えられるので、桓騎は敢えて扈輒を殺さず、両手を切り落として猿轡をし自殺を禁じた上で、投降した10万の趙兵を公開処刑するんじゃあないでしょうか?
そして、一人残らず趙兵を殺害した後で、扈輒を殺さずに解放する。
両腕がない扈輒は自殺する事も出来ず、そのまま邯鄲まで行き猿轡を解いてもらった上で、趙軍の無残な敗北を報告し、唯一自由になる歯で舌を咬み切り死にます。
キングダム643話ネタバレ予想vol2「趙に恐怖を与える桓騎の策」
実行されたらドン引きな桓騎の拷問ですが、これら一連の事は桓騎の趣味ではなく、こうする事で、敵の士気を削いで戦いを有利にするというだけの事です。
桓騎としては、こうして扈輒を辱める事で戦いを有利に導こうとするのですが、扈輒の凄惨な最期に戦慄した趙では、桓騎に立ち向かおうという将軍がいなくなってしまい、投獄された李牧が呼び戻されてしまう逆効果になるのではと推測します。
キングダム643話ネタバレ予想vol2「桓騎の自惚れ」
あるいは、桓騎としては散々挑発した結果として李牧が出てくる事は分かっていたかも知れません。
しかし、昌平君に李牧を引き出すような事はするなと念を押された桓騎は、鄴攻めで蹴散らした李牧のイメージしかありませんから、昌平君の忠告を守るつもりがありませんでした。
むしろ李牧も蹴散らし、たっぷりと屈辱を与えて殺害した上であれば、邯鄲も抵抗を諦めて開城するかも知れないと考えて、李牧に挑み、李牧の計略にハマって軍を二分され、部下に任せた兵糧を奪われ自滅する最期を迎えるのです。
己は王翦以上の存在で、李牧など相手ではないと己惚れた元野盗が、手痛い逆襲を受けて歴史の闇に沈んでいくシーンになるといいですね。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
扈輒そのものは、割と簡単に桓騎に撃破されると思いますが、その後色々あり、プライドのある所を見せたせいで、怒った桓騎が扈輒に対して屈辱が与えると予想します。
数知れない残虐行為で読者にインパクトを与えた桓騎ですから、キングダムから退場する前に、とっておきのドン引きな残虐行為で読者にトラウマを残して欲しいもんです。
参考文献:史記
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