キングダム650話ネタバレ予想「什虎城攻めメンバーを考える」


はじめての三国志_ページネーション

こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

キングダム650話ネタバレ予想(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



キングダム650話ネタバレ予想「楚を攻める事に葛藤する昌平君」

炎上する城a(モブ)

 

媧燐(かりん)には、媧偃(かえん)という弟がいる事が合従軍編で明らかになりましたが、それとは別に幼い頃に、戦場の焼け野原で亡くした弟がいるという事が李園との会話で明らかになりました。どうやら、それが昌平君ではないかという噂がキングダムファンの中にあるのです。

 

実際、史実の昌平君は秦嬴政(えいせい)逆鱗(げきりん)に触れて、丞相を解任された後に、楚の旧都、陳に向かい、人心の安定に努めていましたが、紀元前223年、王翦に敗れた項燕に王に立てられて秦と決別し、王翦と蒙武の軍に攻められて戦死する運命を辿ります。

 

王翦

 

もしかすると、昌平君の心に闇を吹き込むのは李園なのではないかと考えられます。

 

媧燐との関係と、楚を滅ぼさずにはおかない秦王嬴政の加烈さを元に昌平君を葛藤(かっとう)させ、「楚人であるあなたは楚を滅ぼす決定に本当に従えるのか?」と李園は揺さぶりをかけ、徐々に昌平君の心を秦から引き剥がすのです。

 

キングダム650話ネタバレ予想「什虎城攻めは失敗する」

敗北し倒れている兵士達b(モブ)

 

では、什虎攻めはどうなるのか?これは、秦と魏の大敗とはいかないまでも、城を落とす事なく終わると思います。理由については、まだ趙は滅ぶべき時期ではないので、什虎攻めは失敗に終わり、折角奪った趙の半分を李牧に奪い返されて終わると思います。

 

それにより秦は方針を大転換、一度は函谷関に引き籠り、最も弱い韓を叩き潰し、次に趙を潰す手段を取っていくのでしょう。

 

キングダム650話ネタバレ予想「蒙武の武勇を出したい」

蒙武

 

史実の蒙武は、どちらも楚攻めしか出番がありません。それも紀元前224年、函谷関を抜けなかった項燕が退却して王翦の反撃に遭う時に、王翦の副将として登場するのが最初です。

 

その次が紀元前223年、王翦の副将として再び楚を攻め、楚王負芻(ふすう)を捕えて楚を滅ぼすというのが最期です。

 

恐らく秦に叛いた昌平君を討つのは幼馴染設定の蒙武なので、その前段階として、昌平君と共闘する什虎城の戦いを設定するのではないかと思います。できれば、一度項燕大将軍とぶつかり、そのパワーを印象付けて終わるとか

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

史実では、Wikipediaの更新により、かなり正体が分かって来た昌平君ですが、漫画キングダムでは、いまだに謎が多いキャラクターです。作者は、今回の什虎攻めで謎が多い昌平君が、一体どこに進んでいくのか?その方向性を決めていくのではないでしょうか?

 

参考文献:戦国縦横家書

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

関連記事:キングダム649話ネタバレまさかの秦魏同盟!「条件次第」レビュー考察

関連記事:キングダム雑学「李牧最後の戦場はどこ?」

 

キングダムを100倍楽しむ

 

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-キングダムのネタバレ考察
-