曹嵩が異姓養子というのがタブーだという話があったけれど、
やはり乱世になって戸籍管理がいい加減になると、それを良い事に、自分勝手に姓を変える人間がいたらしい。
正史三国志管寧伝が引く傅子にはある。
衰亡動乱の時代とて、いいかげんに自分の属する氏族を変えて他の氏族に移るものが多かったが、
それは聖人の制度に違反し、姓をつけた礼の意図に背くと管寧は考えたため、「氏姓論」を著わして、
本来の血統を跡付けたが、分量が多いので掲載しない。
こういうのを知ると、由緒正しきなんとかと言っているキャラは全員怪しく見えてくるね。
大勢死んでいるから、シレっと入り込んでも気づかれなかったりしたんだろうか?
■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■