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この記事の目次
麒麟がくる第22話 感想あらすじ「スケベジジイと悪党と純粋坊主」
大和の支配者になった松永久秀に、鳴り物禁止令を解くように説得する伊呂波ですが、久秀は、それをあっさり拒否し、それより妻を失って毎日寂しくてたまらんと、逆に伊呂波に言い寄り愛人になれと口説く始末でした。
しかし、伊呂波は「私は貢いでいる男がいるので」と言い抜けてかわします。
「本当か!誰だ、その果報者の男は?」
悔しそうな顔をする久秀、いいですねェ、しつこく粘着するとセクハラですが脈がないと見ればすっぱり、その場は諦め、
逆に伊呂波が惚れているという男に嫉妬する可愛さこんな松永久秀ならモテそうです。
一方で、久秀は、近衛前久に、将軍足利義輝をお主の息子の久通が暗殺しようと企んでいるとの噂があると聞かされると、
わざとらしく驚いた顔をして、しらばっくれる老獪さも見せます。
ネタバレをすると久秀は、三好氏の言いなりにならない足利義輝を見限っています。
ただ、殺すつもりはなく追放し、別の操り人形を立てようとは考えていました。
同じ頃、駒は大和の街中で貧民に施しをしている覚慶という僧侶に出会います。
大勢の貧民に慕われている覚慶は、父が常々言っていた「万民が幸せに暮らせる、麒麟がくる世をつくりたい」と駒に告げました。
しかし、覚慶には数名の武士が張り付いています。恐らく松永久通が放った刺客でしょう。覚慶は駒の手を掴んで逃げ、そこから二手に分かれて姿を消してしまいます。
この覚慶こそ、興福寺一条院門跡で、後に室町幕府15代将軍になる足利義昭でした。
麒麟がくる第22話 感想あらすじ「三好長慶暗殺命令!」
さて、久しぶりに上洛して、二条御所で能見物をしている十兵衛に、将軍足利義輝は、
「すまんがのぅ、明智の…あの長慶のアホンだらをサクッと殺っちゃくれんかのぅ」
と十兵衛クエスト最大級の難問を突き付けます。
いやいやいや、将軍様!昔、道三の命令で旅費の半分をチャラにする為に、侍大将の首を獲ったのとはわけがちがいますぜ。
大体、こんな事実を知ったら、ボンバー松永が火薬を満載に詰めた平蜘蛛を首から下げて十兵衛の前に現れ、
「十兵衛!わしはお屋形様もお主も殺したくない!覚なる上はボンバーブライダルで、お主と共に京の星になるまでじゃ!」
と叫んで十兵衛にしがみつき、平蜘蛛に点火して爆死してしまうでしょう。
松永久秀の十兵衛愛が暴走すれば、それくらいの事はやりかねませんよ。
まあ、そういう事もあり、幾らなんでも三好長慶暗殺は無理と悟った義輝は、正気に戻り命令を取り消します。
ようやくまともになった義輝を見て十兵衛は安堵しました。
麒麟がくる第22話 感想あらすじ「麒麟の前にノッブを連れて来る」
そこで十兵衛は、義輝の雁字搦めの状態を克服する為に提案をします。
三好氏に代わり、ちゃんと義輝の意思を尊重してくれる強大な軍事力を持つ大名を京に連れて生きて後ろ盾にするというのです。
しかし、義輝はそれは無理だ、上杉、武田、毛利、朝倉、どの大名にも背を向けられ誰も頼りにできんと首を振ります。
そこで十兵衛、いや、1人だけいます、桶狭間の戦いで今川義元を討ち、今は美濃を斎藤龍興と争う織田信長ですと主張しました。
出ましたよ、十兵衛得意の根拠はないけど安請け合いの悪い癖!
出来ない事は出来ないと言わないと、こんな事をするから、いつでも自分を追い詰めるんですよ。
さらに、義輝もこの安請け合いに目の輝きを取り戻す始末で、十兵衛に
「分った、では、織田信長を京都に連れて参れ」と命じてしまうのです。
麒麟がくる第22話 感想あらすじ「最期はミスチル」
さて、安請け合いしてから、missionの困難さに気づいた十兵衛は東庵を尋ねます。
そして、大切な人の心にかかる雲を取り払いたいが、先の事を思うと大きな山を前にした気がする、果たして自分に山の頂に立つ力があるのだろうかと不安を吐露します。
流石に老練な東庵は「きっと出来るよ、ガンバ!」なんて少年漫画のような事は言いませんが、医者としての経験上、病から助かる者は自らの力で助かる、医者に出来るのは、その手助けだけだと十兵衛にアドバイス。
そして、そうであれば自分を信じて出来る事をコツコツとやるしかない。
山が大きければ大きいほど、登り切った時の眺めが最高じゃと、ミスチルの終わりなき旅みてえな事を言いました。
そんな時、京では三好長慶が死んだという噂が飛び交います。
時代は、さらに大きく混迷を深めていきました。
麒麟がきたライターkawausoの独り言
息を切らしてさー駆け抜けた道をー振り返りはしないのさー、ただ未来だけを見つめながら放つ願い
今回の麒麟の最期は、まさにミスチルの終わりなき旅でしたね。
いい事ばかりではないさ、でも次の扉をノックしたい。もっと大きなハズの自分を探す、終わりなき旅
足利義輝を救う事が困難なのは分かっている。
自分は、現実を受け入れないドン・キホーテかも知れない。
でも、それでも最善を尽くして麒麟を連れてくる。
誰の真似もすんな君は君でいい 生きる為のレシピなんてない、ないさ
では、今回の麒麟がきたは、ここまで次回は、第二十三回「義輝、夏の終わりに」でお会いしましょう。
てか、今度は森山直太朗だーーー!
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