大人気春秋戦国時代漫画キングダム、現在は什虎攻めの真っ最中ですが11名の将軍が入り乱れる大乱戦です。しかし、什虎攻めは秦にとってはメインではありません。本来、秦は魏の領土を通って邯鄲の背後に回り込みたいだけなのです。
そのため、適当な所で終りそうですが、それはいつなのでしょうか?
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この記事の目次
キングダム653話ネタバレ予測「什虎攻めの期間はおよそ半年」
現在のキングダム時間は紀元前235年の前半くらいだと推測されます。そして、桓騎が扈輒を討ち取るのが紀元前234年です。邯鄲を攻めるには、太行山脈を越え番吾を通過して上から行く方法もありますが、この部分については、李牧が郭開に兵力で固めておくようにアドバイスしています。
その為、桓騎は北上ではなく南下して黄河を渡り、魏の領地を迂回して邯鄲の背後に回り込むのではないでしょうか?
だとすると、什虎攻めの時間的なアレは凡そ半年と考えられ、月知平原でドンパチやり、そこから什虎の将軍が何名か籠城し呉鳳明がドーン!で終わりです。
キングダム653話ネタバレ予測「趙は魏の裏切りに気づかないか?」
しかし気になる点があります。
すでに、呉鳳明が秦についた事が楚に知られている以上、趙も魏の裏切りを察知するでしょう。そうなると趙は魏の防衛ラインにも兵力を裂いて警戒にあたるかも知れません。
この場合、趙は秦が魏の領地を迂回して邯鄲の背後に回り込む考えでは?と気づき、予め邯鄲の防衛を厚くして背後からの奇襲に備えるのではないか?という点です。ただ、趙も秦の攻撃を防ぐのが精一杯で、それに気づいても阻止する術がないという設定も考えられなくはないので、一応保留です。
キングダム653話ネタバレ予測「李信は什虎に来ない?」
キングダム予想の中には、什虎攻めに蒙恬や李信の出陣を期待している人もいます。確かに主人公の李信が登場した方が盛り上がるでしょうが、あっちにもこっちにも李信というのは、他の秦の将軍が弱く見えるので、あまり効果的とは思えません。
朱海平原の戦いでも李信はフル稼働でしたが、余りに動きすぎて王翦や李牧の動きが鈍くなってしまいました。今回はメインの戦場でもなく、また、邯鄲の戦場は趙に押されている状態なので飛信隊がそこを抜けてくるというのにも違和感があります。
もう一つは、こうして什虎を落として、さらに魏領を迂回して邯鄲を李信に攻めさせると、あまりの激務で、また心臓が止まりあの世に行くかも知れません(笑)
羌瘣に激しい負担を掛けない為にも、今回の李信は邯鄲攻略に専念した方がいいです。
キングダム653話ネタバレ予測「籠城戦はないかも?」
現在、什虎攻めでは何となく籠城戦がありそうな感じですが、もしかすると籠城戦自体が無いかも知れません。
というのも、前回、寿胡王が
「我ら4人がいる限り、什虎は落ちぬ」というセリフを発していたからです。
これは、什虎攻めの場合、最大の難関は城ではなく、満羽、千斗雲、玄右、寿胡王の4名であり、この4名を討ち取ると案外すんなりと城は落ちるのかも知れません。
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