大人気春秋戦国時代漫画キングダム、654話では早くも秦魏同盟軍の将軍に犠牲者が出ました。
あ、ありのまま、今起きた事を話すぜ…そいつが速度を上げて来たら、なぜか将軍の首が落ちていたんだ。
何を言っているのか分からねえかも知れねえが、こいつはヤベエ事になる。
一体、誰が死んだのか!あのうすぼんやりした顔は死相だったのか!
それでは行ってみよう、キングダム654話がキターーーーーー!!
※こちらの記事にはキングダム654話のネタバレが含まれています。
この記事の目次
キングダム654話ネタバレ「満羽の正露丸顔」
最初のページでは黒フチの画面で、多くの骸が横たわる中、たった1人で馬に乗り立っている満羽が描かれています。過去の戦場のようですが、一歩、馬の蹄が先に進んだ所で満羽が、ちょっと正露丸を飲み過ぎた顔でアップになりました。
これは、今後の伏線になるようですが、満羽はただの変態ではないようですね。
心の中に底知れぬ闇を抱えた人物の模様です。ま、キングダムの世界では珍しくありませんが…
キングダム654話ネタバレ「イケイケドンドンの魏」
さて、場面は月知平原に戻ります。
最初に攻勢に出たのは魏で劉范が第3隊を突撃させています。
それにより、対面の玄右は第1陣が破られ、第2陣を前に出す騒ぎになっていました。
これに対し、白麗は玄右軍を援護すべく、左方前面に矢の幕を張れと命令を出します。
一方で魏将、荀詠は劉范軍が白麗軍の矢の的になっている隙を突いて玄右軍に前進を開始。
魏軍の総大将、呉鳳明は、左翼の馬介にも突撃を命じました。
魏の素早い機動力に対し、楚の寿胡王の本陣では、
「はっは、三軍のいずれが主攻か、もしくは全主攻の構えか、はたまた最右翼の強軍が飛来するか
ギリギリまで悟らせぬ嫌な手を使うな呉鳳明とやら」
このように呉鳳明の性格の悪さを絶賛していますが、特に支持は出さず玄右に任せました。
玄右は、魏軍の攻勢に対し、第1陣を下げて第2陣の線で食い止める決断をします。
キングダム654話ネタバレ「蒙毅が要らない秦軍」
右翼方面で楚軍と戦う秦ですが、蒙毅は依然として無能ぶりを晒している模様で、左翼方面ではすでに楚軍の第一列が下がったのに、こちらは、まだ第1陣で一進一退で魏軍の速さについていけない。
呉鳳明が指揮するとあんなに早いのか?と泣き言を言っています。
その間に楚軍は第2陣まで前線を下げ、荀詠軍はさらに押し込み、馬介軍も錘型で突撃してイケイケです。
もちろん、魏でも秦軍の動きの遅さを問題にし、自分達から友軍を頼んでおいて遅れを取るとはと愚痴っていますが、蒙武の倅とかいう若い軍師の力量では、李牧並の呉鳳明の攻勢の鋭さに追いつけるわけがないと達観もしています。
しかし、呉鳳明は、「いや、そうとも限らんぞぉ…」と、太陽に吠えろのヤマさんのような事を言い、確かに蒙毅に俺と同格の戦術理解を求めるのは無理だが、秦軍には戦術の遅れを十分に取り戻すだけの個の力があると断じます。
要するに、蒙武の分銅アタックと、騰のファルファルアタックが蒙毅の戦術の遅れなど帳消しにするとし、蒙武と騰は、3年後に真っ先に殺さねばならないので、よく見ておけと部下に命じました。
なんだか、蒙毅の存在感がまるでないのですが、昌平君はどうして蒙毅を什虎アタックの参謀に命じたのでしょうね。
キングダム654話ネタバレ「満羽に指示は必要ない」
さて、秦と魏に挟撃された寿胡王ですが、少しも慌てる様子はなく、本陣から玄右の真後ろに1000派遣する事と、騰に対する対策として、項翼を当てるように命じ、さらに満羽については、指示は必要ないと告げます。
それ以前に、この戦局では什虎軍に特別な指示など必要ないと言ってのけました。
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