あの袁紹が玉璽を製造していた事が正史三国志から分かる。
もちろん自分で使うのではなく、長安に去った東帝献帝に対抗し、西帝劉虞を立てる為の玉璽だ。
正史三国志袁紹伝には以下の通り
袁紹は自ら車騎将軍を名乗り、諸侯同盟を主宰し冀州の牧、韓馥と共に幽州牧の劉虞を皇帝に擁立しようと
劉虞の下に使者を派遣し印章を奉った。
皇帝に祀り上げようという人間に送る印章だから、玉璽以外には考えられない。
伝国璽については、孫堅が洛陽の古井戸から拾った説があるけど、これが袁紹の手に渡った説はない(袁術に渡った説はある)
また玉璽は1種類ではなく文面がそれぞれ違う六つの玉璽があり、それに劉邦以来伝わる伝国璽も含めて7種類だと言われるから、袁紹がいう印章とは伝国璽ではなく六つの玉璽かも知れない。
でも偽造は偽造だろうな。