キングダム656話では、満羽が矛の一撃で蒙武を落馬させました。
腕力においては、ひけを取った事がない蒙武のまさかの落馬に秦軍も動揺しましたが、果たして蒙武は満羽を倒せるのか?倒すとしたら、どんな風に倒すのでしょうか?
徹底考察してみましょう。
この記事の目次
キングダム657話ネタバレ予想「背負うものだった満羽」
キングダムには、李信を代表するような人の想いを背負う存在と、他人の思いなど邪魔くさいと考える武神龐煖の両極端のタイプが存在します。
しかし、龐煖が李信に倒された事で、いわゆる血も涙も友達もいない、ひたすら孤高の強さを持つタイプの敵キャラは出てこなくなるでしょう。
kawausoは、いまだに作者はどういう意図で龐煖を出していたのか全くわかりませんが…
また、恨みに憑依された万極タイプもあり、この手のタイプは今後も出て来そうです。
満羽は蒙武の戦いぶりを見て、龐煖タイプではない、何かを背負っていると見破り、だからこそ格上の汗明に勝てたと結論づけました。
そして、虚無を悟る前の俺達に似ているというセリフから、元々満羽も背負うタイプであった事が推測できます。
キングダム657話ネタバレ予想「満羽の虚無の正体」
満羽を含めた什虎カルテットは、国が滅亡したものの個人の武勇のせいで楚が殺す事を断念した人々という設定になっています。
しかし、思いを背負うタイプであったのなら、祖国の滅亡に殉じて自殺してもおかしくはないわけで、4人が4人とも生きながらえているのは不思議です。
そこに横たわるのが虚無ですが、満羽が無数の屍が転がる戦場で、ちょっと吐きそうな顔をしつつ、見ていた虚無の正体とは何か?という事になるでしょう。
その虚無あればこそ、満羽は自殺もせずに刹那の殺し合いに慰みを求めているわけで、虚無が分れば満羽が分かる事になります。
キングダム657話ネタバレ予想「虚無①祖国の裏切り」
1番、オーソドックスなのが、命を賭けて守って来た国民なり領民が楚に寝返ってしまったという可能性が考えられます。
背負うタイプであれば、守る者なしに忠誠心は保てないはずで、その守る者に裏切られた結果、深い虚無に落ち誰も信じられなくなったという可能性は高いです。
あるいは逆上し、領民を皆殺しにしようとして楚軍に止められ、什虎城に流され、好きなだけ戦えと命じられたのかも知れません。
求道者のような世捨て人になる道もあったのでしょうが、満羽は根がマジメなので、そういうわけにもいかなかったのでしょう。
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