広告

三浦按針とはどんな人?イングランドの航海士が家康に仕えるまでの生涯

2020年11月23日


はじめての三国志_ページネーション

こちらは3ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

三浦按針とはどんな人?(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



帰国できず失意の中、日本で没する

幕末 臨終のシーン 亡くなる(死)モブ

 

その後、1度イギリス船が来た際に、帰国の話も出ましたが、その船長とソリが合わずやめてしまいます。按針は、これからはイギリスの時代で、続々と船が来ると思っていたのです。そうこうしている中、家康が死去。

 

跡を継いだ徳川秀忠を中心とする江戸幕府は、鎖国へと突き進みます。そして、按針は天文官という閑職に追いやられてしまいます。1620年5月16日、按針は結局帰国できないまま、海の町平戸で亡くなります。晩年、よく海の方を眺めてぼんやりとしている按針の姿が目撃されたそうです。享年55歳でした。

 

戦国ライターしばがきの独り言

sibagaki(ライターしばがき)

 

三浦按針という名前を知っていても、人生までは知らない人も多いのではないでしょうか。今回、史料をいろいろあたってみて、こんなに変わった人生を送った人も珍しいと改めて感じました。海の神に愛された男。青い目のサムライなんだか映画が1本できそうな気がしますよね。誰か作ってくれないかなあ。

 

関連記事:家康の辞世の句は家臣の自殺を禁止するものだった!

関連記事:意外にも家康には側室がたくさん!いかにも「リアリスト」なその側室選びの基準とは?

関連記事:徳川家康が天下を獲れたのは天正地震のお陰だった!

 

ながら日本史

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
しばがき

sibagaki

ライター自己紹介: 歴史はやっぱり戦争・動乱期に惹かれてしまいます。平和主義者なのに。。。 好きな歴史人物: カエサル(シーザー) 何か一言: 戦国最強は武田信玄。

-戦国時代 (日本)
-,