キングダム664話休載SPvol2「司馬尚の必殺技は連環馬?」

2020年12月12日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

週刊誌を楽しみにするkawauso様 ver2

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム

休載SPの2回目は羌瘣の後輩の話題から少し離れようと思います。

 

最近、魏の呉鳳明の口から李牧が司馬尚と組んで良からぬ事を企んでいる事が蒙武や蒙毅、騰に告げられました。そして秦は李牧には勝てない、お前達は趙に敗れるだろうとも予言し、3年の期間限定の同盟は魏を強くするだけで秦にメリットはないと言い切ります。

 

ではでは、今、李牧と司馬尚は、何をしているのでしょうか?

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



キングダム664話休載SPvol2「力を貯える司馬尚&李牧」

ガマンする李牧

 

邯鄲攻防戦は、一進一退の状況ですが、この点について確実に言える事があります。内戦状態である趙ですが、郭開も幽繆王も、李牧と司馬尚を殺す為の兵力の派遣は難しいだろうという事です。

 

この点は、秦が現在、邯鄲を攻める事で李牧や司馬尚が命拾いしている点です。もし、秦軍が邯鄲攻略に見切りをつけてしまえば、今頃、李牧も司馬尚も王都軍に包囲されて、戦死していた事でしょう。

 

キングダム664話休載SPvol2「邯鄲が窮地に陥る」

王賁

 

李牧と司馬尚にとって幸運なのは、それに加えて玉鳳軍や楽華軍が力を増している事です。趙がいかに予備兵力を繰り出しても、それらは、王賁や蒙恬の部隊に食いつくされて、戦況を動かすには至らないからです。

 

そして、邯鄲が手持ちの兵力を減らしていくだけ、青歌の司馬尚や李牧の兵力が比重を重くしていくのは避けられない事でしょう。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム664話休載SPvol2「パワーバランス崩壊」

兵士 朝まで三国志

 

ここまでの邯鄲攻めを見ていると、最初は膠着状態であったものが、什虎攻めの後に、玉鳳軍に亜花錦が加入、楽華軍に愛閃が加入してやはりパワー面が強化されて、この2軍については、趙軍を押し返しているという描写がされています。

 

ただ、飛信隊だけが松左と羌瘣が抜けた穴が大きく、逆に趙軍に押し込まれていますが、ここに羌礼が加入する事で、押し返す事が可能になりそうです。

 

いずれも万単位の兵力を擁する飛信隊、楽華軍、玉鳳隊が同時に攻勢に出た場合、これは漫画的には、趙軍の陣営に穴が開くと表現されるのではないでしょうか?

 

それはつまり、均衡を保っていたパワーバランスの崩壊です。

 

キングダム664話休載SPvol2「邯鄲包囲の危機」

洛陽城

 

そして同時に、魏の領内から黄河を利用した渡河作戦が行われ、魏との戦いが手打ちになった騰が、軍勢を率いて軍師寿胡王を伴い邯鄲の背後に回り込む。こうして、邯鄲を挟む形で、秦軍が攻勢をかけると郭開はいよいよピンチになります。

【次のページに続きます】

 

次のページへ >

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-キングダムのネタバレ考察
-