【飛信隊の弱点】組織としてどうよ?改善がない飛信隊にダメ出し

2020年12月31日


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飛信隊の弱点(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ココがダメだよ飛信隊5「守備力が弱い」

兵士 朝まで三国志

 

飛信隊は、百人部隊からの補充しつつの叩き上げなので、個々人の戦闘力は高く、真正面からぶつかっても、どの国の部隊にも打ち負けるという事はありません。

しかし、反面で防御力は弱く、攻めれば将軍、守れば足軽というレベル。要するに、皆で一丸になりワーッと敵に押し寄せ、自軍の弱い部分を守るという発想が機能していないのです。

 

河了貂

 

鄴攻めでは、飛信隊の頭脳(というほど最近は活躍していませんが…)河了貂(かりょうてん)を趙のいぶし銀武将、金毛につけ狙われ、河了貂の護衛の騎兵が続々と討ち取られ、少数の敵部隊に、あわや河了貂が討ち取られる寸前までいきました。

それは、幸いにして弓矢兄弟が気づいて阻止されましたが、あれは全くの偶然であり、手放しで褒められる事ではありません。

 

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ココがダメだよ飛信隊6「でしゃばり河了貂にメッ!」

 

あと、河了貂が軍師の癖に、李信のダチ感覚でホイホイ前線に出過ぎるのも大問題です。これらの不注意で定期的にさらわれたり窮地に陥ったりしており、お前はピーチ姫か!と突っ込みたいレベルです。

 

河了貂は以前から、飛信隊は守備が弱く、なんとかしないといけないと言いながら、それで自ら、出しゃばってこれですから、全くもって怪しからんことです。でも、kawausoは河了貂派なので厳しいダメ出しはしません!

 

ココがダメだよ飛信隊7「変わらぬ羌瘣頼み」

羌瘣

 

蒙恬や王賁の部隊と違い、飛信隊が敵国の部隊と五分で戦える大きな理由は羌瘣(きょうかい)の存在です。飛信隊に羌瘣隊が含まれていなければ、玉鳳隊や楽華隊と互した働きは出来なかったでしょう。

 

邯鄲攻めでは、その弱点が露呈し、羌瘣が抜けた為に、他の前線では全て、秦軍が趙軍を押し返しているのに、飛信隊だけが押し込まれて窮地に追い込まれました。飛信隊は、何とかして、羌瘣抜きでも玉鳳隊や楽華隊レベルで戦えるようにしないと、今後の出世競争では厳しい戦いを強いられるでしょう。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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