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この記事の目次
キングダム雑学「桓騎が勝つには?」
ランチェスターの1次法則を兵力に劣る側が克服するのはどうすればいいでしょうか?
少軍が大軍に勝利するには、山の険しい所や森が深い所など、大軍が動きにくい状態に追い込む必要があります。
法則を考えたランチェスターは
「山が険しく深い谷間を進軍する1000名の兵士は、3人の敵兵によって行く手が阻まれる」と説明しています。
これは、戦術で言えばゲリラ戦であり、大軍の正規軍に対しゲリラが非対称の戦いに挑むパターンに酷似しています。
しかし、今回の邯鄲攻防戦は、平地であり山の険しい所や谷間など存在しません。
地形に誘い込めない場合には、どうすればいいのでしょうか?
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キングダム雑学「黒羊丘にヒントがある」
地形を利用できない場合には、敵を誘導して分断し各個撃破の方法があります。
これは、桓騎の得意技で黒羊丘を陥落させる時にも、守将の紀彗の故郷である離眼を配下に襲撃させ紀彗軍を黒羊丘から引き離す事で勝利しました。
扈輒本軍には地味な3将軍がいて、15万の大軍は扈輒1人で動かしていません。
つまり、厳密な意味で扈輒本軍は一枚岩ではないので、桓騎は策略を仕掛け、3将軍を遠ざけるか、殺すかする事で扈輒本軍を混乱させる事も可能です。
朱海平原では、李牧が秦の左翼を率いていた麻紘将軍を瞬殺して左翼軍を崩壊に追い込もうとして、蒙恬に阻止されました。
この系統の事は桓騎は得意ですから、どこかで仕掛けてくる可能性は大いにあるでしょう。
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キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
桓騎の戦い方といえば、神出鬼没のゲリラ戦ですが、それはランチェスターの法則に則ったものだったようです。
元は山賊で、大体、敵より少数で挑む事が多い桓騎が知らず知らずに身につけたのがゲリラ戦だったのでしょう。
しかし、長所は容易に短所になります。少数で多数に奇襲を掛ける戦いに慣れた桓騎は、逆に大軍を率いて、少数の敵にゲリラ戦を仕掛けられるのは苦手だと思います。
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