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キングダム706話ネタバレ龍虎が大暴れ「扈輒軍の精神」レビュー考察

2022年1月20日


 

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忙しい方にざっくり解答02 kawausoさん

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム

 

2週間ぶりの再会となった706話ですが、恨みのパワーで退路を断った龍白公と虎白公の軍勢が田里弥(でんりみ)を強襲します。ああ、麻紘(まこう)将軍の再現かとファンが思った時、総大将の王翦(おうせん)が騎兵を率いて田里弥を防御しました。

 

野心家だけど部下を大事にする王翦のファインプレーで恨みを晴らすチャンスを失う龍と虎ですがその後、意外な行動に転じます。では、今回も行ってみようキングダム706話がキターーーー!!

 

kawausoさんのキングダムがキター!

 

※この記事にはキングダム706話のネタバレが含まれていますのでご注意下さい。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム706話ネタバレ「特攻の龍虎」

洛陽城

 

漫画の最初は閼与(あつよ)城から出撃する直前の龍白公と虎白公の騎兵600の閲兵です。

 

600人は総大将扈輒(こちょう)を桓騎に討たれ、捕虜十万人が桓騎に斬首された事もあり仲間と共に死ねなかった無念を背負い、最初に田里弥を討ち、その後、桓騎の首を自らの手で切り落として扈輒の仇に報いると気勢を上げています。

 

その後、閼与城内で虎白公は舜水樹と対面。白ナスは決死隊はやめろと釘を刺し、それに対し虎白公は、そこまで指図される覚えはないと命令を拒否しました。

 

 

 

キングダム706話ネタバレ「王翦がワープして阻止」

王翦

 

勢いよく飛び出した龍白公と虎白公が率いる騎馬隊は一挙に田里弥の本隊まで到達します。ここで、李信と河了貂があの騎兵は城に戻らないで死ぬつもりだと言いました。虚を突かれた秦軍を次々に撃破し、このままでは田里弥の首に龍虎の手が届く状態です。もう逃げる余裕もなく、田里弥も背を討たれるくらいなら正面突破して活路を開くぞと覚悟を決めました。

 

しかし、直前にこの状況を「まずい」と察していた王翦は李牧から盗んだであろうワープを使用し、龍白公と虎白公が田里弥に届く直前に自らの騎兵でガードします。謝罪する田里弥に王翦は「よい」と言い、こいつらは桓騎の残党で残すと厄介だと命じ、田里弥は獄可(ごくか)の陣で包囲して殲滅(せんめつ)を命じました。

 

いかに藤圭子(ふじけいこ)ばりの恨みの強さと士気の高さがある龍虎コンビでも、王翦の精鋭を簡単に蹴散らす事は難しく、その間に田里弥も安全圏へと逃げてしまいました。閼与では、奇襲は失敗、龍虎コンビは死ぬと幕僚が落胆の色を浮かべますが白ナスは呆けたような目をして戦場を見つめています。

 

キングダムネタバレ考察

 

 

キングダム706話ネタバレ「王翦はなぜ田里弥を救った?」

王翦

 

それにしても、これまで麻紘にしろ亜光にしろ、特別救助しようとはしなかった王翦が、同じ軍団にいるとはいえ、田里弥を救う事に非常に前向きだったのは意外でした。これまでこれという活躍がない田里弥ですが全力で王翦が救いに来たのは、知将タイプが少ない王翦軍にとって貴重な知将だと考えてか、それとも非常に武力が弱く一騎打ちになると、とても持ちこたえられないと考えたからか、どっちなのでしょう。

 

そうそう、田里弥といえば、朱海平原の戦いで消耗した兵力を率い鄴に安全に進軍させた実績があるので退却戦に才能があるのかも知れません。

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代

 

キングダム706話ネタバレ「生き恥」

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

獄可の陣に包囲された虎白公ですが、この状況も事前に舜水樹と話し合っていた事でした。守備戦で兵力が貴重な時に私怨の為に出撃するのは認めないが田里弥を狙うというのなら、600騎を条件に出撃を認めるというのです。ただし決死隊は許さない、田里弥を討つのに失敗したら仇である桓騎を狙え、それも失敗したら戦場を離脱してなんとしてでも生き残るべきだと告げます。虎白公は舜水樹の言葉に対し「これ以上、生き恥をさらせというのか」と突き放します。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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