キングダム712話ネタバレアミノ酸は大事!「奇跡の前進」レビュー考察

2022年3月10日


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キングダム712話(1P目)

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム712話ネタバレ「奇跡の進軍」

敗北し倒れている兵士達b(モブ)

 

ところが予想に反し、14万の桓騎連合軍は一度も趙軍の攻撃を受けないまま宜安まで後2日の所まで侵攻しました。

同じ頃飛信隊の斥候を率いる那貴は宜安の手前にある赤麗を調べていましたが、ここに来て桓騎軍の斥候兵が趙の斥候兵殺しに遭遇して状態が分らなくなっています。

那貴は「ようやくか」とつぶやき戦いが近い事を察知し斥候兵を置いて、自身はさらに奥深くまで潜入していきます。

 

 

 

キングダム712話ネタバレ「戻らぬ斥候兵」

孔明のテントがある野外のシーン

 

夜、桓騎のテントでは摩論が趙軍と激突せずに宜安まで1日半のところまで来れた事を奇跡と称え、日頃の行いのお陰とブラックジョークを飛ばしています。

 

李信は、途中のどこの城も秦軍が大軍すぎて籠城して出てこなかっただけだと反論しました。

壁将軍も河了貂も大軍のお陰で小さな城が抵抗を諦めたと考えていて、例え策があっても秦軍を無傷で宜安に近づけた段階で失敗だと考えていますが

 

「1つの問題はここから先が斥候狩りにあって情報が入らずどうなっているのかが分からない点だ」と釘を刺します。

 

それに対して、桓騎軍も壁軍も蒙恬軍も同じくと答えました。

警戒が厳しいのは趙が何らかの策を張り巡らし、それを秦軍に悟られまいとしているからでしょう。特に斥候あがりの那貴でも宜安の支城である赤麗の様子が分らなかった事が不安材料です。

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代

 

 

キングダム712話ネタバレ「蒙恬の待った」

蒙恬

 

貂ちゃん(いわ)く、赤麗は宜安のすぐそばにある小城で、ここを制圧しておけば宜安攻めが長引いても戻る事ができる根拠地になり軍の消耗はぐっと減らせるとの事。

ただ、そんな事は李牧も承知していて赤麗が簡単に落ちないように宜安からも赤麗に援軍を出すかも知れません。

 

「…ってことはいよいよ始まるって事か、趙北部攻略戦が」気合が入る李信

 

摩論は「ではまずどのようにして赤麗攻めを?」と河了貂に意見を求めます。

 

河了貂は本戦の前に力を温存したいので、できればいずれかの一軍だけで攻めたいと言い、趙人の恨みを買っている桓騎本隊については除外して飛信隊でやりたいと提案します。

しかし、ここで蒙恬が待ったをかけ、赤麗攻めは壁将軍にお願いしたいと言い出しました。

 

はじめての諸子百家

 

キングダム712話ネタバレ「壁軍の強み」

壁(キングダム)

 

驚いた表情を見せる壁と不服そうな李信ですが蒙恬は

「飛信隊と楽華軍は三百人小隊の時から独立遊軍としてやってきてあらゆる状況に対して機転が利くので状況が分からない宜安の戦いで力が重要になる」と述べます。

 

そして「壁軍の力が劣るとか、そういう話ではなく軍の特性の活かし方の話をしている」とフォローしました。しかし一度名乗りをあげた李信は、おむずがり全開で飛信隊が赤麗を落とすと主張します。

 

壁は「いや、赤麗攻めはうちが引き受ける、お前達は宜安の本戦に備えておけ」とカッコをつけます。

そして李信に自分は貧乏くじを引いたのではなく、壁軍は特性がない事が強みでなんでもオールマイティーにこなせるのが強み特に籠城戦に関しては飛信隊よりもうまくやれると豪語しました。

 

はじめての孫子の兵法

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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