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この記事の目次
キングダム724話ネタバレ予想「人間ドラマ」
いくら気に入らない桓騎でも、それを見捨てて逃げるという事を李信は承知しないでしょう。そこを蒙恬や河了貂が涙ながらに説得すると思います。
「李牧は秦軍の壊滅を望んでいる。俺達がみんな死んでしまえば、中華統一も大将軍の夢もここで砕け散るそれだけは、なんとしても阻止しなければならないんだ」
蒙恬は自分の見通しの甘さを猛省しつつ、それでも桓騎を助けて本陣に戻る事も、李牧にこれ以上の戦いを仕掛ける事も止めて、桓騎を囮に閼与まで戻る事を主張します。
李信は吉田栄作ばりの「ウオオオオオオオ!!」を残し将来のために桓騎と残りの秦軍を見殺しにする決断を下しました。
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キングダム724話ネタバレ予想「李牧が桓騎の弱点を解説」
飛信隊と楽華軍の両翼を失った桓騎軍、そして北東部軍、壁軍に趙の情け容赦がない猛攻が襲い掛かります。その中で李牧が桓騎の弱点、すなわち、他人を利用するだけでいつも使い捨てているので、いざという時に誰も助けてくれないを説明します。
そして、丁度その時、桓騎の視界から包囲を突破した飛信隊と楽華軍が土ぼこりをあげて、急速に遠のいていく様子が見えます。
これを合図に全軍に絶望が広がり野盗の群れである桓騎軍は一気に崩壊して逃げちり、北東部軍も壁軍も壊滅しました。壁は消えていく飛信隊と楽華軍をみながら、それが苦渋の決断である事を察知し、自分は潔くここで果てようと覚悟します。
そこに、ナジャラ族長のイアリエが登場し「あんたを殺すなと楊端和に言われている」と言い強引に馬に乗せ、身体能力が高い山の民だけで、どさくさにまぎれて包囲を脱出しました。
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キングダム724話ネタバレ予想「援軍」
飛信隊と楽華軍は満身創痍で激しい骨珉伯軍の追撃をかわしつつ退却します。普通なら、とっくに軍が崩壊するような状態でも、飛信隊も楽華軍もお互いを信頼して逃げ出すような事はせず、骨民伯を感心させました。
途中で危ない状況に陥りますが、そこでナジャラ族と壁の一軍が少数ながら合流してピンチを回避するなどし、それでもとうとう、これ以上はもたない所まで追い込まれます。
しかし、ここで急遽閼与から援軍に向かってきた倉央と糸凌、王賁の軍勢が骨珉伯の軍勢に襲い掛かり、追撃を断念した骨珉伯は退却しました。
桓騎軍本隊を見捨ててきた事を正直に告白する蒙恬と李信ですが、王翦は全て察していたようで、特に何も処分は下しません。
「次に借りを返せばよい」
王翦は勢いづいた趙軍が秦に奪われた領土を取り返すために逆襲してくる事を予想、閼与を放棄し、秦軍がある程度の規模になる所まで国境を後退しました。
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キングダム724話ネタバレ予想「桓騎の死は描かれず」
桓騎の最後については、史記では李牧に敗れて敗走したとあり戦国策では討ち死にしたとあるのですが、ここは間を取って行方知れずになったを採用したいです。
呂不韋のケースのように影武者を処刑して行方をくらまし、いつの間にか王翦の傍にいて李牧に復讐するために暗躍を開始するとか、王翦の名前では出来ないダーティーな仕事を引き受ける要員になるのではないかと考えます。
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キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
というわけで久しぶりのネタバレ予想でした。
タイミングよく王翦が救援にくるとか、楊端和がとか、燕のオルド将軍が秦に味方して趙の領土を削り取るという事も考えたのですが、宜安に司馬尚が登場していないので、オルド将軍が出て行っても司馬尚に蹴散らされそうです。
救援ネタはありそうですが、李牧は救援の可能性も考えないで半年も策を練っていたの?
あれだけの情報統制が出来て、王翦の救援に気づかないレベル?と李牧を下げる事にしかなりません。なので、kawausoは李牧包囲が完璧であり王翦でも予想は出来なかった前提に立ちます。だとすれば、包囲を脱出した李信や蒙恬が無事に閼与まで引き返すくらいが、李牧の想定外ではないかなと考えました。
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