この記事の目次
キングダム730話ネタバレ推測「六代紅春のポテンシャル」
では、六代紅春のポテンシャルを考えてみましょう。
よく考えると、あのダサくて派手な布で覆われた六代紅春の刺繡は怪しくないですか?
逆に意図的にダサくして相手の油断を誘うつもりではないかと考えてしまいます。実際には、あの中に六代紅春の秘密が隠されているのかも知れません。ここからは、あの布の中に何が隠されているかを考えてみましょう。
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キングダム730話考察「六代紅春は連弩兵器では?」
kawausoが考えるに、六代紅春の幕の下には連弩兵器が隠されているのではと思います。
人間が1人で引く事が出来ず、土台に固定して発射する巨大な弩を床子弩と呼び、すでにキングダムの時代をさかのぼる事数百年の春秋時代には思想家、墨子に発明されたと言われています。
墨子は非攻・兼愛を説いた思想家ですが、侵略戦争には断固とした防衛をした職能集団であり、出身者には大工のような技術者が多く、その中から床子弩も発明されました。
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キングダム730話ネタバレ展開予想「強力な床子弩」
床弩は城攻めに使用された弩を大きくして台車に固定した兵器で長さ2mの矢を放つとされます。オペレーターは7人でウインチで矢を巻き上げ、北宋の時代の記録で射程は400mあり、2mの矢を飛ばして敵国の指揮官を撃ち殺したのだそうです。
もし、六代紅春の正体が床子弩なら、宜安の城兵が緩慢な紅春の動きを侮り、守りを固めている所をいきなり、2mの長さの矢が飛んでくる事になります。その破壊力に度肝を抜かれた宜安の守備兵が士気を喪失して降伏する可能性もあるでしょう。
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キングダム730話ネタバレ推測「六代紅春は矢を城壁に打ち込む兵器」
しかし、宜安の城壁よりも高い場所から矢を打ち込めるなら、もっと良い方法があります。
矢を銛に見立ててロープを繋げて機械の力で矢を打ち込んでしまうのです。こうして、紅春と宜安城を繋げ、敵があたふたしている間に縄を巻き上げつつ紅春は城壁に近づきます。
同時に飛信隊や楽華軍の兵士がロープに命綱をつけて、ロープウェイの要領で次々と宜安の城壁に滑り降りていけば、橋を架けるよりも遥かに遠くから兵士を送り込む事が出来ます。
射程は400mあるわけなので、宜安の城壁より少し高い位置から矢を打ち込んで城壁に突き刺す事が出来れば、それほど苦労せずに兵士を送り込んで城を陥落させる事が出来ます。
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