
この記事の目次
武器を捨てる渕副長
河了貂の叫びに
最初に従ったのは渕副長でした。
「みんな、武器を捨てろ
我らは生き残るために捕虜を選ぶ」
渕副長の言葉に取り残された
飛信隊の面々も武器を捨てます。
しかし、仲間を殺されてエキサイトする趙兵は
武器を捨てた渕副長に容赦しません。
地面に押し付けて剣で首を刎ねようとします。
ここで公孫龍が間に合い処刑を制止しました。
「李牧様の命令があるまで処刑は許さん」
李牧は河了貂の申し出を受け入れて
武装解除した飛信隊及び楽華軍、それに旧韓軍の
数千人の捕虜の連行を命じます。
李牧の執念
李牧は降伏した敵の助命を認めますが、
同時に逃げつつある李信と蒙恬については
傅抵に騎兵1万を与え追撃を命じます。
ここで李信に逃げられる事は
断じて認められないからです。
傅抵もいつになく真剣な顔で命令を
聞いていましたが、多分間に合わないでしょう。
王翦がついに動くか
さらに李牧は、今回の戦いを受けて
王翦が何もしないわけはないと言います。
おそらく数日内で王翦が
策を仕掛けてくるというのです。
李牧はその事を強く警戒していました。
歓喜する邯鄲の住民
城壁で飛信隊が逃げていくのを見ていた邯鄲の民は
狂喜乱舞しました。
趙の守護神李牧様が
また我らを救ってくだされた。
李牧様神!
李牧大王様!
李牧様は永久に我らと共に!
すべての邯鄲の住民が歓喜して
李牧を讃えます。
どす黒い幽穆王
しかし、この状況を
決して喜べないのが
ただ一人存在しました。
そう、幽穆王です。
邯鄲の民衆の熱狂を見て
幽穆王は李牧が臣下ではなく
自分の地位を脅かす
ライバルになると見て取りました。
すでにそれ以前から
幽穆王は血筋以外の全ての面で
己が李牧に及ばない事を知っていました。
人望も軍略もカリスマ性も
志の高さも、なにもかも
今回の邯鄲包囲戦は
それを再認識させた上に
何も出来ずに
城内で怯えていた自身と
勝利を掴んだ李牧の
無残な力の差を見せつけたのです。
幽穆王厳命!李牧を連行しろ
冷酷な表情のまま
幽穆王は側近に命じます。
「李牧を邯鄲に連行しろ
どっちが趙の王か思い知らせてやる」
側近は困惑の表情を浮かべます。
これは李牧の昇進ではない
破滅だろうと理解しているのでしょう。
今回のキングダムは
ここで終了です。
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