
【2026年10月1日追記】
▶ キングダム889話ネタバレ考察|李牧の最初の命令は「不戦逃避」
この記事の目次
キングダム889話展開予想|趙忽は史実で李牧の後任?『史記』に残る趙怱/趙蔥
『史記』の趙世家には、趙王遷の7年の出来事として、こう書かれています。
「李牧誅,司馬尚免,趙怱及齊將顏聚代之。」
李牧が誅殺され、司馬尚が罷免され、趙怱と斉の将軍・顔聚がその代わりになった、という意味です。
同じ『史記』の李牧の伝では、この人物は「趙蔥」と書かれています。趙王は趙蔥と顔聚に李牧の代わりをさせ、その3か月後、秦の王翦が趙を急襲して趙蔥を殺し、趙王遷と顔聚を捕らえた、とあります。趙世家では、顔聚は逃げ去ったと書かれていて、ここは史料によって書き方が違います。
作中の「趙忽」と、史料の「趙怱」「趙蔥」は、字が一字違います。作中の趙忽がこの人物をもとにしているのかは、原先生が語ったものを見つけられていないので、ここから先は推測です。
郭開の側が頼る英傑で、顔聚と並んで登場し、王都の軍を率いている将です。もし史料の人物がもとになっているなら、趙忽はいずれ、李牧に代わる将として表に出てくることになります。河了貂の尋問は、その前ぶれなのかもしれません。
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キングダム889話予想|趙忽とは何者か。郭開が頼る「英傑」の登場をたどる
趙忽がこれまでどう登場してきたかを、各話の紹介記事をもとにたどってみます。
701話(週刊ヤングジャンプ2021年52号)では、桓騎軍の攻勢で趙の将が足りなくなるなか、邯鄲の朝廷で郭開ら文官が次の手を話し合う場面がありました。英傑・趙忽将軍はいるものの、趙忽を失えば後がない、という声が出ていたと紹介されています。そのあと廉頗を呼び戻す案なども挙がり、話は李牧の復帰へと進みました。
847話では、秦との決戦を前に趙の将軍たちが並ぶ場面で、顔聚とともに趙忽の名前が挙がっています。
871話では、飛信隊が向き合う相手として、傅抵軍、カイネ軍と並んで趙忽軍が出てきます。このときの紹介では、趙忽は宰相・郭開が頼りにする英傑だと書かれていました。
そして887〜888話で、趙忽軍が河了貂を捕らえます。887話では兵同士の会話から、趙忽軍が王都の軍で、実戦の経験があまり多くないこともうかがえました。ここまでは、各話のネタバレ記事やニュース記事での紹介をもとにまとめたものです。趙忽の姿や人柄が原作でどう描かれてきたかは、今回は確かめきれていません。
キングダム889話予想|趙忽について、分かっていることとまだ分からないこと
分かっているのは、立場です。王都の軍を率いる将で、郭開の側にいて、郭開から頼りにされています。701話の時点では、郭開の側が「失うことを恐れた将」でもありました。まだ分からないのは、人物です。戦場で何を考え、捕虜をどう扱う将なのか。郭開の言うことにそのまま従うのか、自分の考えで動くのか。888話までの紹介記事からは、そこまでは読み取れません。
だから、趙忽が帰陣したときの最初の一言に、この人物の全部が詰まっている気がしています。
では、趙忽が帰陣したら、河了貂はどう扱われるのか。そもそも889話で趙忽は戻ってくるのか。雁門の回想のまま終わる可能性もあります。
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