キングダム889話展開予想|趙忽は史実では李牧の後任?

2026年9月28日

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kawauso編集長(石原 昌光)

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「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

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おとぼけ(田畑 雄貴)

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キングダム889話予想 第2弾

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『キングダム』第889話「見捨てられた地」が公開されました。本記事は、第889話の公開前に執筆した展開予想です。実際の第889話はカイネが語る雁門の回想が中心で、北部総司令官として着任した李牧が「不戦逃避」を命じるところまでが描かれました。本命予想の「趙忽が河了貂を尋問し、手柄にしようとする」は外れ。対抗予想の「回想が続き、趙忽の帰陣は890話以降になる」が当たりました。第889話の詳しいあらすじと考察は、以下の記事で解説しています。

【2026年10月1日追記】

▶ キングダム889話ネタバレ考察|李牧の最初の命令は「不戦逃避」

 

この記事の目次

キングダム889話展開予想|趙忽は史実で李牧の後任?『史記』に残る趙怱/趙蔥

『史記』の完成という使命を貫いた司馬遷

 

『史記』の趙世家には、趙王遷の7年の出来事として、こう書かれています。

 

「李牧誅,司馬尚免,趙怱及齊將顏聚代之。」

 

亡くなる李牧

 

李牧が誅殺され、司馬尚が罷免され、趙怱と斉の将軍・顔聚がその代わりになった、という意味です。

 

同じ『史記』の李牧の伝では、この人物は「趙蔥」と書かれています。趙王は趙蔥と顔聚に李牧の代わりをさせ、その3か月後、秦の王翦が趙を急襲して趙蔥を殺し、趙王遷と顔聚を捕らえた、とあります。趙世家では、顔聚は逃げ去ったと書かれていて、ここは史料によって書き方が違います。

 

作中の「趙忽」と、史料の「趙怱」「趙蔥」は、字が一字違います。作中の趙忽がこの人物をもとにしているのかは、原先生が語ったものを見つけられていないので、ここから先は推測です。

 

郭開の側が頼る英傑で、顔聚と並んで登場し、王都の軍を率いている将です。もし史料の人物がもとになっているなら、趙忽はいずれ、李牧に代わる将として表に出てくることになります。河了貂の尋問は、その前ぶれなのかもしれません。

 

関連記事:李牧は、いつ誰にどのように誅殺される?趙の滅亡やカイネのその後を簡単に解説

 

キングダム人物名図鑑

 

 

キングダム889話予想|趙忽とは何者か。郭開が頼る「英傑」の登場をたどる

 

趙忽がこれまでどう登場してきたかを、各話の紹介記事をもとにたどってみます。

 

701話(週刊ヤングジャンプ2021年52号)では、桓騎軍の攻勢で趙の将が足りなくなるなか、邯鄲の朝廷で郭開ら文官が次の手を話し合う場面がありました。英傑・趙忽将軍はいるものの、趙忽を失えば後がない、という声が出ていたと紹介されています。そのあと廉頗を呼び戻す案なども挙がり、話は李牧の復帰へと進みました。

 

847話では、秦との決戦を前に趙の将軍たちが並ぶ場面で、顔聚とともに趙忽の名前が挙がっています。

 

871話では、飛信隊が向き合う相手として、傅抵軍、カイネ軍と並んで趙忽軍が出てきます。このときの紹介では、趙忽は宰相・郭開が頼りにする英傑だと書かれていました。

 

そして887〜888話で、趙忽軍が河了貂を捕らえます。887話では兵同士の会話から、趙忽軍が王都の軍で、実戦の経験があまり多くないこともうかがえました。ここまでは、各話のネタバレ記事やニュース記事での紹介をもとにまとめたものです。趙忽の姿や人柄が原作でどう描かれてきたかは、今回は確かめきれていません。

 

巻数で探せる!キングダム考察

 

キングダム889話予想|趙忽について、分かっていることとまだ分からないこと

 

分かっているのは、立場です。王都の軍を率いる将で、郭開の側にいて、郭開から頼りにされています。701話の時点では、郭開の側が「失うことを恐れた将」でもありました。まだ分からないのは、人物です。戦場で何を考え、捕虜をどう扱う将なのか。郭開の言うことにそのまま従うのか、自分の考えで動くのか。888話までの紹介記事からは、そこまでは読み取れません。

 

だから、趙忽が帰陣したときの最初の一言に、この人物の全部が詰まっている気がしています。

では、趙忽が帰陣したら、河了貂はどう扱われるのか。そもそも889話で趙忽は戻ってくるのか。雁門の回想のまま終わる可能性もあります。

 

次ページ:趙忽は河了貂をどう扱うのか。本命と対抗の予想

 

 

【次のページに続きます】

 

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おとぼけ(田畑雄貴)

数々のブレストと思いつきで場を散らかした後、権限委譲と言い放ち、kawauso編集長に丸投げし去っていく。インターネットの不特定多数無限大の可能性にロマンと情熱を捧げる「はじめての三国志」の創設者。創造的で自由な発想が称賛や批判を創発し、心をつかむコンテンツになると信じている。各メンバーのパーソナリティを尊重し、全員の得意分野を活かし、補完し合うチーム作りを目指している。

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