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キングダム893話予想|なぜ「時間」はカイネの刻限だと言えるのか
892話を読んだ直後は、おとぼけも「時間」は趙忽が戻ってくる朝のことだと思っていました。892話のネタバレ記事でも、そう書いています。ところが888話を読み返して、考えが変わりました。
根拠は、888話のカイネの段取りです。カイネは本隊を先に持ち場へ戻し、城外の部隊を「早朝に戻るまで」待たせていました。カイネが牢で河了貂を守れるのは、最初から夜のあいだだけだったわけです。夜が明ければ、待たせている部隊のもとへ戻らなければならない。牢の外の兵がわざわざカイネに声をかけたのも、その約束の刻限を知らせるためだったと考えると筋が通ります。
声をかけた兵が誰なのかは、892話でははっきりしません。燕隼のようなカイネ側の兵なら、知らせたのはカイネの戻る時刻。趙忽軍の兵なら、趙忽の到着が近いという知らせかもしれません。どちらにしても、夜が明けた時点で、カイネが河了貂のそばにいられる時間は残りわずかです。みなさんは、あの「時間」を何の合図だと読みましたか。
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キングダム893話予想|カイネは軍律に背いてでも牢に残るのか
ここが、893話のいちばんの見どころだと思っています。888話で趙備明は、他軍の陣営に無断で押し入って刃傷沙汰を起こしたと、カイネの軍律違反をすでに追及していました。そのうえ、力関係が逆転したらカイネに報復するつもりだとも口にしています。夜が明けても牢に居座れば、カイネは趙備明に、李牧の側近を責める材料をもう一つ渡すことになります。
おとぼけの読みは、カイネは牢を出る、です。雁門で、勝ちを急いで敵地に踏み込んだ後任がどうなったかを、カイネは見てきました。891話の李牧の言葉どおり、自分の命も数に入れるなら、ここで趙忽軍と剣を交える道は選ばないはずです。
それでも、黙って去るとは思えません。892話で河了貂は「自分にもいろいろあった」と応じていましたが、何を語ったのかは描かれていません。893話の冒頭は、別れの前に河了貂が自分の過去を少しだけ話す場面になるのではないでしょうか。信と出会う前の河了貂を知ったら、カイネが河了貂を助けたい理由は、妹カイヤの面影だけではなくなります。カイネは去る。けれど、去り際に何かを約束していく。そんな朝を予想しています。
カイネが牢を出ていくころ、牢の外でも、もう一つの朝が来ているはずです。
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