大人気春秋戦国時代漫画キングダム、581話では覚醒した飛信隊と玉鳳隊の力により圧倒的多数の趙軍の左翼が全面撤退を開始しました。
覚醒したとはいえ、空腹でいつまでも士気が続かない飛信隊と玉鳳隊は、退却していく趙軍の左翼に対して、どのような攻めを仕掛けるのでしょうか?
大胆かつ繊細に予想していこうと思います。
キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧
関連記事:キングダム582話休載スペシャルvol2李牧のリアルな軍勢とは?
この記事の目次
キングダム582話ネタバレ予想vol3 趙軍左翼の参謀は趙峩龍
前回のキングダムを読んでいて気が付いた事があります。
趙軍左翼の全体の指揮を、これまで地味で目立たなかった趙峩龍が執っているのです。
馬南慈も堯雲も、これまで独自の判断で動いている感じでしたので、これは大きな変化だと言えるでしょう。
武闘派の堯雲に対して趙峩龍は、完全な軍師タイプの武将だと言えます。
明示されてはいませんが、堯雲が藺相如の武の化身なら、趙峩龍は藺相如の智の化身という伏線ではないでしょうか?
そう考えると、今回、趙峩龍が左翼の指揮を執っているのは偶然ではなく、作者は峩龍に何らかの見せ場を与えるつもりかも知れません。
武ではないとすれば知略ですが、鉄壁の防御とかそういうものではないでしょうか?
キングダム582話ネタバレ予想vol3 防御に徹して覚醒切れを狙う
前回、退却の間際に堯雲は、以下のような事を口にしました。
今、この秦右翼を奴ら二人を討つには敵の力を見直さねばならぬ
趙左翼全軍、ひとまず退却だ
一方の趙峩龍も
今、あの玉鳳と飛信隊の勢いにぶつかりに行けば
飲まれる恐れがある、今の奴らの力はそれほどに・・
このようなセリフを残していて両者の見解は一致を見ています。
ですので、趙軍の左翼はひたすらに下がり続け、飛信隊と玉鳳隊は、それを追い続けるという展開になるでしょう。
そして、これ以上下がれないという所まで下がった段階で、剛力的な防御戦法に徹してハリネズミになると思います。
キングダム582話ネタバレ予想vol3 持久力が切れる飛信隊
飛信隊にしても玉鳳隊も、大活躍が出来たのは趙軍左翼が今日で秦軍を狩るというモードだったからでしょう。
しかし、飛信隊と玉鳳隊の覚醒を見て、恐れを抱いた趙軍は堅く守るに違いありません。
そうなってしまえば、いかに突破力がある二隊でも手も足も出なくなります。
つまり、動くかと見られていた戦局は再び手詰まりとなりました。
後は、また果てしない持久戦が続き、にらみ合いの間に日没を迎えるでしょう。
そして、翌日には、食べるものが全くない状況になり、さしもの飛信隊も、玉鳳隊も、後からやってくる亜光軍もオワコンになります。
一見すると、急に有利になったかに見える秦軍ですが、覚醒が続くのは精々日没までそこを逃せば、明日には全滅というのが実態という事ですね。
キングダム582話ネタバレ予想vol3王翦は動かない
相変わらず、秦軍の右翼はキャスティングボードを握れていませんが、唯一挽回の方法があります。
それは、中央の王翦軍が前進を開始し李牧の中央軍を突く事です。
王翦の本隊が動けば、趙軍の左翼はひたすら防御するわけにはいかなくなります。
飛信隊と玉鳳隊が趙軍左翼を無視し、李牧の本陣を側面から突くと王翦の本隊と合わせて挟撃という形になるからです。
つまり、河了貂の狙い通りに王翦の本隊が動けば、趙軍左翼は嫌でも、飛信隊と向き合わないといけなくなるわけです。
これにて、覚醒した飛信隊と玉鳳隊、信、そして王賁により、堯雲も趙峩龍もあっさり首チョンパ!
長い長い、朱海平原の戦いはこれにて終了シャンシャン!
しかし、もし、それで終わるなら、朱海平原の戦いメチャチープですよね?
これまで、時間を掛けて王翦不在感を出しておきながら「実はいましたよーん」で前進開始では
「じゃあ、何で今まで、秦軍右翼の救援要請を無視してたんだよナスッ!」
という事にしかなりませんし、王翦ぶっちゃけ王賁嫌い説を補強する事になります。
なので、河了貂の願い空しく、この後に及んでも王翦は動かないと予想します。
「なんで王翦は動かないんだよ!」「どうしてなんだ、俺達は見殺しか!」
そういうヤキモキした飛信隊と玉鳳隊が582話では描かれるでしょう。
キングダム(春秋戦国時代ライター)kawausoの独り言
じゃあ、このまま、飛信隊も玉鳳隊も覚醒が切れて趙軍に攻められ全滅か?
もちろん、そういう事はないでしょうが、まだ、その先がまるで見えません。
ですので、キングダム582話を読んでから改めて考えます。
キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧
関連記事:キングダム582話ネタバレ予想vol2玉鳳隊と飛信隊の関係は史実?
関連記事:キングダム582話最新ネタバレ予想「亜花錦の狙いは何だ!」