大人気春秋戦国時代漫画キングダム。
616話では王翦が馬南慈&傅抵に追い込まれ絶体絶命という窮地で、狙いすましたかのように蒙恬と楽華隊が登場。
しかも、かなりの戦力差をかいくぐり、蒙恬が落馬しつつ放った一撃が馬南慈の右目を切り裂くというクリティカルHITを見せました。
さて、このまま馬南慈は蒙恬に討たれてしまうのか?
それとも大どんでん返しが用意されているのか?色々含めて大予想してみましょう。
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馬南慈は落馬した蒙恬を殺す?
馬南慈の大矛の一振りを紙一重でかわしつつ、落馬しながら放った斬撃で馬南慈の右目を切り裂いた蒙恬。
しかし、完全に落馬してしまっている上に、馬南慈は馬上に留まっています。
並みの人間なら右目を失えばパニックになり戦うどころではありませんが、そこはキングダムのキャラクター、右目どころか右腕が飛んでも
平気で戦える猛者がウジャウジャしています。
もちろん馬南慈も、すぐに気持ちを切り替えてくるでしょう。
そもそも騎兵の持ち味は見切りの速さと行動の大胆さですから、奇襲を得意とする馬南慈がこれくらいで怯む事はないでしょう。
つまり、馬から落ちた蒙恬は、完全に不利という事になります。
ただ、kawausoは馬南慈は冷静であるが故、蒙恬を殺す事に力を振り向けるという事はしないと考えます。
理由は、馬南慈の使命が王翦を討つ事だからです。
これまでも、多くの敵と矛を交えながら私情に流されずに引くべき時はさっさと引いた馬南慈ですから
むしろ落馬してすぐに自分を追える状況にない蒙恬を放置して、王翦の下にまっしぐらに向かうと思います。
蒙恬にしても、馬南慈が自分に執着して王翦を放置するより自分を放置して王翦に向かって行く方が都合が悪くなるので
ここでは、蒙恬が馬南慈の果断な決断に慌てるパターンでしょうね。
王賁と蒙恬に挟まれる馬南慈
馬南慈は一見優勢に見えますが、結局は時間差の奇襲です。
数百と思われる楽華隊でさえ簡単に包囲網を突破して王翦を救いに来れるので、部隊の数は、大したモノではないのでしょう。
それは、時間が経過すればするほど馬南慈の部隊は敵中で孤立する事を意味し、奇襲で王翦を討てないなら計画は大失敗という事です。
表面は余裕を見せていても、馬南慈もいつまでもちんたらと王翦を追い回すのは難しいと考えられます。
そこで右目を奪われたのは口惜しいでしょうが、王賁と戦っている傅抵に加勢し王賁を殺った上で、すぐに王翦に向かいたいのでしょう。
ところが、傅抵はそこまで粘れずに王賁に敗れて落馬し殺されないまでも、すぐには動けないダメージを背負うと考えます。
どんな風にやられるかは分かりませんが、非常に動きが速い傅抵に王賁は振り回されずに、冷静で最小の一撃でケリをつけるのではないかと思います。
ただ、疲れ果てているので、それが致命傷にはならないわけです。
そこに馬南慈が駆け付けるので、馬南慈は、傅抵と自分で王翦を挟撃するつもりが瀕死の王賁と元気な蒙恬を同時に敵に回す事になります。
通常なら、王賁と蒙恬二人程度なら簡単に対応できる馬南慈ですが右目が見えないので死角に入った王賁か蒙恬の攻撃には苦戦するでしょう。
二人は馬南慈を討てるか?
では、逆に蒙恬と王賁のコンビで馬南慈は討てるのでしょうか?
難しい所ですが、馬南慈に逃げられて幕ではないかと考えます、根拠は馬南慈が右目を負傷した事です。
ここで右目を負傷して、さらに討たれるという形だと、右目負傷が不自然な感じになるからです。
例えば、堯雲のケースでは右腕を王賁に刺されてリターンマッチになり二回戦で王賁に瞬殺されています。
山陽戦では、輪虎が王賁と信を相手に奮戦した時に信に指を飛ばされ、その後信との一騎打ちで、やはり格下の信に負ける番狂わせがありました。
馬南慈に関しては、亜光に兜を割られていますが、その直後に亜光の兜も叩き割っているので貸し借りはなしです。
となると、馬南慈の因縁の相手は蒙恬という事になります。
ここでは右目の負傷だけで終り、リターンマッチで蒙恬に討たれる方がキングダムのこれまでのパターンとしては正しいかと思います。
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