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キングダム646話ネタバレ李牧弱音を吐く!「雁門以来」レビュー考察

2020年7月2日


 

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病に倒れる始皇帝

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、645話では、悼襄(とうじょうおう)が何者かに毒殺され、自動的に公子嘉(こうしか)が王として繰り上がりました。聡明の誉れ高い公子嘉が即位する事で趙は再び再生するかと思われましたが、土壇場で悼襄王が遺言を書き換え王位を末っ子の公子遷(こうしせん)に譲っていた事が発覚します。

 

しかも、御多分に漏れず公子遷は、父親の悼襄王に輪をかけたバカ、将来に絶望する公子嘉と李牧に一時でも実権を奪われた郭開(かくかい)の復讐が開始されました。輝かしい未来から一転して地獄に突き落とされた李牧は、一体どうなるのでしょうか?

kawausoさんのキングダムがキター!

 

それでは、今回も行ってみよう!キングダムがキターーーー!!

 

※こちらの記事にはキングダム646話のネタバレが含まれますのでご注意下さい

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム646話ネタバレ「邯鄲から逃げる公子嘉と李牧」

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

軍隊を味方につけた郭開は、遺言を公開、太子嘉を解任し公子遷を新王とすると宣言しました。もちろん、これに納得できない公子嘉と一派は大反対し、李牧やカイネと共に公子遷のもとへ向かおうとします。

 

しかし、公子遷には話し合いをするつもりはありませんでした。渡り廊下を曲がった所で、無数の矢が李牧たちの下へ降り注いできたのです。李牧やカイネのような武術の心得がある人間は、矢を回避できましたが、武術の心得がない貴族は無数の矢に刺されて殺されていきました。

 

さらに、そこに暗殺集団のような黒づくめの連中がトドメを刺す為に走ってきます。李牧は邯鄲に留まる事は危険だと判断し、公子嘉を護衛しながら邯鄲を脱出する事を決意しました。

 

キングダム646話ネタバレ「驚愕する秦」

馬に乗って戦う飛信隊の信

 

退却を開始した王翦の軍勢にも趙国の政変の情報は伝わりました。聡明な公子嘉ではなく、末子の遷が趙王になったという情報に、河了貂(かりょうてん)も李信も驚きの表情を浮かべます。蒙恬も失意の表情をしています。

 

おっと!ここは今後のキーになるかも知れませんね。王翦はバクチを打たないと一応言われている人物であり、すぐに公子遷の人となりを調べるでしょう。そして、李牧と公子嘉が迫害され邯鄲から逃げ出し公子遷が悼襄王を上回るアホだと知れば、退却を辞めて邯鄲に向けて前進する可能性もあります。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム646話ネタバレ「皆殺しの郭開」

三国志のモブ 反乱

 

その頃、邯鄲では太子嘉の一派、及び牢獄から出されたばかりの賢者を含めてほぼ全員が暗殺されてしまいました。屋敷の外や内部では、ことごとく切り刻まれた公子嘉の一派の死体が転がっています。この無差別虐殺の指揮を執るのは、もちろん郭開ですが、その表情には焦りの色が浮かんでいました。まだ、公子嘉を殺害したという情報が入ってきていないからです。

 

公子嘉は、すでに李牧やカイネの手により馬車で邯鄲から逃げ出していました。

「遷様が今後も王であり続けられるように、公子嘉の側についた者は根こそぎ粛清せねばならん」

 

臆病で猜疑心が強く残忍な郭開は、公子嘉とその一派を全て殺すまで安心はできないのです。

 

キングダム646話ネタバレ「逃避行」

 

邯鄲から逃げ出した公子嘉と李牧、カイネは馬に乗って護衛をしています。しかし、すでに公子嘉の表情は暗くなっています。そこでさらに、郭開が派遣した小隊が馬車に向かってきました。

 

やむなく李牧も剣を抜いて戦いますが、どこか呆然としている様子で、カイネも気が気ではありません。馬車の内部では、公子嘉が絶望もあまり両手で手を覆って落ち込んでいました。

内容に納得がいかないkawauso様

 

うわーー、ダメだなこの人、自分の部下が命懸けで頑張っているのに、こんなに落ち込んだ顔を見せて、ここはウソでも泰然自若としていないと、部下も頑張れない、、ホラぁ!そんな公子嘉のテンションの低さが影響したのか、李牧も集中力が切れて矢傷を受けてしまっています。李牧の心も折れかけていて、もう頭の中には公子嘉を何とか守るという気持ちしかない模様です。

 

そんな李牧の悲痛な気持ちがカイネに伝染し、カイネが李牧の背中でまた涙を流しつつ、李牧を守って戦います。もしかして、この3名で一番気持ちが強いのはカイネかも知れませんね。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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