大人気春秋戦国時代漫画キングダム。現在注目が集まるのは宜安城を落す切り札と目される六代紅春です。閼与攻めではユラユラして不安定であり、あまり役に立たず、その印象で井蘭車の粗悪品、あるいはパクり扱いですが、本当にそうなのでしょうか?
今回は、あっと驚く六代紅春の高性能ぶりについて考察してみます。
この記事の目次
キングダム730話考察「范善はオギコと同じ面白キャラ?」
范善については、初登場時からオギコ同様のお笑いキャラではないかと考えられてきました。適当にドジを踏んで桓騎を喜ばす忠誠心に厚い部下を桓騎は好む傾向にあるからです。
しかし、范善は桓騎に対して呼び捨てタメ口ですし、盲目的な忠誠を誓ってもいません。桓騎が「おもしれェから…」で採用したキャラにしてはちぐはぐです。
つまり范善は決して面白キャラではなく、ゼノウ一家のように桓騎軍に必要だから採用された実力者の可能性があります。だからこそ桓騎は自分を呼び捨てる范善を許し重んじているのでしょう。
雷土が趙に捕まり桓騎軍に崩壊の足音が
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キングダム730話ネタバレ展開予想「六代紅春は井蘭車ではない!の意味」
また、范善は六代紅春を「井蘭車」と呼ばれると必ず怒り訂正を求めます。
従来、それは范善が六代紅春のアイデアを呉鳳明の井蘭車からパクった事を気にして、ムキになっていると考えられていましたが、六代紅春は分解して運べるなど、すでに井蘭車とは異なる性能を見せています。
もしかすると、六代紅春はパーツを組み替える事により、井蘭車以外の性能を発揮する多目的攻城兵器ではないのでしょうか?あるいは、初代紅春は井蘭車と変わらない性能だったものが、モデルチェンジごとに新しい機能が追加されたのかも知れません。
だとすると、范善は呉鳳明を軽く超える天才発明家なのかも…桓騎はそれに気づいて、范善を迎えたと考える事も可能です。
六代紅春初登場!
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