曹操孟徳特集
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

はじめての漢

公孫瓚特集:悔しかったら雨を降らせてみろ・その1

この記事の所要時間: 211




公孫瓚

 

白馬将軍、公孫瓚(こうそんさん)

 

このあだ名の響き……素敵すぎて、ご飯が三杯くらい進みますね!

白馬に乗るのはイケメンに限る!

 

きっと、どこかにそういう法則はあるはずです。

 

……ただし、三国志の場合は白馬<赤兎馬ですが。




雨を降らせる……?

劉ぐ

 

さて、公孫瓚といえば、気になることがあります。

公孫瓚は、ライバルである幽州牧の劉虞(りゅうぐ)を捕らえると、

市中引き回しの上、

「おまえは皇帝になれるんだろう?

それなら、雨くらい降らせてみろよ」

と、無茶なことを言いつけます。

 

結局、真夏に雨は降らず、それを理由に斬り殺してしまうのです。

 

そんなの、ありなのでしょうか。

古代の三皇五帝時代ならともかく、漢王朝は、劉邦というヒトが

建てた王朝なので、皇帝はヒトです。

どうして雨を降らせなくてはならないのでしょう?

 

関連記事:古代中国のコペルニクスは孔明だった?彼はなぜ天文学を学んだの?

関連記事:赤壁の戦いで孔明が東南の風を吹かしたじゃん?あれマジらしいよ?



瑞兆があちらこちらに現れるのは人為的?

photo credit: eclipse luna via photopin (license)

photo credit: eclipse luna via photopin (license)

 

中国史を見ていて興味深いと思うのは、「瑞兆」と呼ばれる

不思議な現象が、歴史書に堂々と記載されていることです。

 

たとえば、ドコドコに麒麟が現れた!とか、

甘露の雨が降った!とか

ふたつの太陽を見た!とか。

 

いやそれ、デマですよね……?

歴史書に書くことではないのでは?と思わず言いたくなる

怪奇現象が、普通に記されています。

黄河が氾濫したとか、ほうき星が現れたとか、地震があったとか

そういう自然現象と同系列なのです。

 

そして、その現象は、なにかの前触れであり、

特に政治的に大きな変革があるときに使われるのです。

 

さて、そんなわけで、公孫瓚に話を戻します。

公孫瓚は、劉虞に「雨を降らせてみろ」と言いました。

 

この背景には、董卓(とうたく)がバックについている献帝を廃して、

劉虞を皇帝に立てようという動きがあり、

そういう人たちが、

 

「星の動きがおかしい」

「劉虞が皇帝になると書かれた玉璽を見つけた」

「ふたつの太陽を見た」

 

など、瑞兆が現れたと言い出したのです。

ものすごく……人為的なにおいがします。

 

しかし、こういう瑞兆を、信じてしまうのが民衆なのです。

特に劉虞は民からの人望が高い人でした。

 

そこで公孫瓚は

「みんな見てみろよ。あいつ、ただの人間だぜ」

と、瑞兆を跳ね返すことで、民に知らしめたかったのです。

 

関連記事:公孫瓚特集:悔しかったら雨を降らせてみろ・その2

 

耳で聞いて覚える三國志

 

次回記事:公孫瓚特集:悔しかったら雨を降らせてみろ・その2



こちらの記事もよく読まれています

袁紹VS公孫-

 

関連記事:弟を殺された事が袁紹VS公孫瓚の抗争の原因

 

公孫攅と劉備

 

よく読まれてる記事:三国志演義と正史で大違い?劉備の恩人、公孫瓚

 

羅漢中

 

よく読まれてる記事:【衝撃の事実】三国志演義はゴーストライターによって書かれた小説だった!?羅漢中じゃないの?

 

この記事を書いた人:東方明珠

キリン(東方明珠氏)はじめての三国志

こんにちは。とうほう めいしゅです。

中国は上海の雰囲気が好きなので、テレビ塔の「トンファンミンジュ」を名乗っています。

もともと『水滸伝』の大ファンで、『三国志』に興味を持ったのは、アーケードゲーム「三国志大戦」がきっかけです。

当時はゲームセンターに通いつめました!

まだまだ中国史について勉強中ですが、精いっぱい面白いことを探してお伝えしたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

関連記事

  1. 何で曹操は漢中で劉備に負けたの?
  2. 56話:水鏡先生との出会い。劉備に足りない人材って誰の事?
  3. 曹操軍の参謀、荀彧(じゅんいく)ってどんな人?官渡の戦いでの大勝…
  4. まるでルイージマンション?曹操の自宅は、お化け屋敷だった!!英雄…
  5. 連環の計って、どんな作戦?
  6. 【素朴な疑問】馬謖って失敗ばかり強調されるけど手柄とかないの?
  7. 儒教(儒家)ってどんな思想?|知るともっとキングダムも理解できる…
  8. 媧燐(かりん)は実在した?ベトナムの女桀と呉の陸胤の戦いの意外な…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 東方明珠のへなちょこ黄河旅行記 その2
  2. 三国志:前半戦のまとめその2(董卓君臨から官渡の戦いまで)
  3. キングダム 534話 ネタバレ予想:倒せるか?紀彗軍
  4. 曹操の妻はどんな人達だったの?13人を紹介 Part4
  5. 三国志と夏の風物詩「蚊」は古代中国の偉人も苦労していた
  6. 聶政(じょうせい)の律儀な性格と自分の顔を削って自刃した刺客の最期

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころ紹介 徳川家が豊臣を滅ぼすきっかけとなったのはどんな理由だったの? どうして魏は最強なのに、天下を統一できなかったの? 馮煕(ふうき)とはどんな人?曹丕の脅迫に屈しなかった呉の外交官でもあり光武帝配下・馮異の子孫 楊脩(ようしゅう)は何故、曹操に殺されたの?曹植と禰衡にも愛された才能の持ち主 【2016年】年末年始にまとめ読み!これを読めば三国志が丸わかり30選【総集編】 【キングダム553話】休載スペシャル「山の民どうなる?」予想レビュー 【キングダム】かわいいと話題の楊端和(ようたんわ)の強さは異常!男を惑わす小悪魔に迫る!

おすすめ記事

  1. 【シミルボン】拝啓 我が息子瞻へ・・諸葛亮息子への手紙
  2. 【中国人民激白】劉備が鬼畜すぎたから徐庶は離れた
  3. 魏の2代目皇帝・曹叡(そうえい)はいったいどんな仕事をしていたの?
  4. 篤姫の髪型について徹底紹介!少女期から晩年まで
  5. 三国志の主人公の劉備の魅力について、これでもかというほど語るよ
  6. 思わずホロリ!曹丕の妻・甄氏(しんし)の人情に訴え掛ける名エピソード
  7. 【ざっくり解説】開国と攘夷って一体どういう思想なの?
  8. 馬超は悪人なのか、それとも義に生きる英雄なのか?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP