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三国志の猛将に絡まれちゃった!!貴方ならどうする?身を守る究極の方法を伝授します!




孫権

 

もし、あなたが、董卓(とうたく)の機嫌を損ねて戟を投げつけられたり、

酒乱の孫権(そんけん)に斬りかかられたりしたらどうしますか?

え?そんなバカな事、起きるわけがない? いえいえ、分かりませんよ。

 

そうなっても、諦めるには早い!実は、三国志の時代の武将には

全てに共通している弱点があるのです。

今回のはじさんでは、そんな万が一に使える知識をお教えします。




中国では、どうして戈(か)が好まれたのか?

張飛

 

古代中国の武器として、特徴的なものには、戈というものがあります。

長い棒の先に、鉤爪のような形の刃がついていて、相手に刃を突き刺し

こちらに引っ張ってくるのに適した形をしています。

 

でも、不思議じゃあ、ありませんか、勢いで突き刺すのは、

武器として、分かるとしても、どうして相手を引っ張ってくるのでしょうか?

そんな事はしないで、突き殺した方がずっと楽です。

むしろ、引っ張ってきて逆襲されて危ないように思います。

 

しかし、どんな変な事にも、ちゃんと理由というものがあります。

そこには、中国でしか通じないローカルな身体のタブーがあったのです。




ホラー話、捜神記(そうしんき)に出てくる妖怪の話

疫病02b

 

中国人にとって、髪は神聖なものです、親からもらったものである

という以上に、髪の毛には、生きる力が宿ると考えられていました。

ですから、他人に気安く髪を触られるのをとても嫌がったのです。

 

中国の怪奇話をまとめた、捜神記にも、狐だか狸だかが化けた妖怪が、

人間を100名以上、襲って食べる話がありますが、

その妖怪を退治すると、軒下から、100名分の人骨と、

大量の髪の毛が出てきたと書かれています。

つまり、妖怪は、髪を切り落として、人間の力を奪ってから、

殺して食べていたという事なのです。

 

 

中国人が、頭頂部の髪を布で覆う理由とは?

孫権 冠

 

三国志の時代の中国人のヘアスタイルは、髪をまとめて頭頂部で束ね、

ピンを差して固定した上で、布切れで頭頂部のお団子を覆い、

ドアノブカバーみたいな感じになっています。

 

どうして、こうまでして、頭頂部の髪を隠すかと言えば、

他人に触られたくないからです。

触れられれば、最後、力を失ってしまうと恐れたのです。

 

戈は、敵を引きよせて、強引に髪を掴む為に生まれた

青銅製の戈の穂先 wiki

(Photo by:wikipedia 戈

 

そして、戈は強引に相手を、こちらがわに引き寄せて

髪を掴むのに最適だと考えられて発展した武器だったのです。

あの特徴的な形は、まさに中国的な理由で、そうなったのです。

 

実際に、紀元前10世紀頃の墓から出土した皮の鎧には、

首の周辺に、異常に高い襟がついています。

これでは、左右の視界が邪魔な感じですが、戈を首の近くに

刺されて、引っ張られないように、こんな工夫が産まれたのです。

 

三国志武将に襲われたら、何とかして髪を掴もう!

スキッパーキ

 

このような事を総合的に考えると、

三国志時代の武将の共通の弱点は、髪の毛だという事が分かります。

怒り狂う、彼等をなんとかなだめすかし、背後に回って、

髪の毛を掴んでしまえば、サイヤ人の尻尾のように力が抜け、

へなへなになってしまうと思いますよ。

 

もっとも、逆上して、さらに怒ってしまう恐れもありますので、

そのあたりは自己責任でお願いしまーす。

 

三国志ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

髪の毛と言えば、日本の妖怪でお馴染み、天狗もヒゲも髪も切りません。

それもその筈で、彼等の髪には、霊気が静電気のように溜められていて、

イザ、妖術を使う時には、それを出して使用するからです。

 

天狗という存在は中国にはありませんから、もしかすると、

古代の日本にも、髪の中に生きる力が宿るという考えが

あったのかも知れませんね。

 

こうして考えると、中国に髠(こん)刑があり、髪を剃ってしまうというのは、

私達からは、ピンときませんが、当時の人には生きる力を奪われる、

とんでもない事だったんですね。

本日も、三国志の話題をご馳走様でした。

 

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