【蜀の建国~滅亡まで】蜀の国を背負って戦い続けた丞相【孔明編】

第二次北伐を開始


孔明

 

孔明は第一次北伐に失敗するとすぐに次の作戦計画を立て、

第一次北伐から数か月後、再び北伐を開始。

孔明の次なる目標は陳倉(ちんそう)城です。

この城は長安と街亭のちょうど真ん中に位置しており

この地を奪う事で、長安から西の部分を蜀の領土にしようと考えます。

孔明はこうして第二次北伐を敢行しますが、

陳倉城は孔明が退いた後、魏軍の総司令官である曹真(そうしん)が、

次の孔明の目標が陳倉城であろうと予想し、この城の防備を固めます。

そして守将には、鉄壁の守備で知られる郝昭(かくしょう)を陳倉城へ派遣。

郝昭は陳倉城に到着すると、曹真が防備を固めた上にもう一段防備を重ね、

鉄壁の城を作り上げます。


陳倉城の鉄壁に敗れる

孔明

 

孔明は陳倉城に到着すると、すぐに猛攻を開始します。

しかし陳倉城は鉄壁と化していたため、蜀軍の攻撃にビクともせず、

反対に蜀軍を蹴散らしてしまいます。

孔明は陳倉城の防御力の高さに驚き、数十日陳倉城を包囲しますが、

どうにもできない事を悟り退却します。


魏領土の奪い戦果を挙げる

孔明インタビュー

 

孔明は陳倉城攻防戦で敗北すると、数か月兵士を休ませた後、再び北に出陣します。

この時は孔明の作戦が功を奏し、武都(ぶと)と陰平(いんぺい)の両郡の奪取に成功。

こうして戦果を挙げることに成功し、孔明は丞相に復帰することになります。


魏軍を打ち破り、北伐が成功!?【第三次北伐】

韓信vs孔明13 孔明

孔明は武都・陰平攻略戦を完了させると兵士の疲労を取るために、

一年以上魏の攻撃を中止して国力増強に努めていきます。

こうして国力増強と兵士の力を底上げすることに専念した後、第三次北伐を敢行します。

孔明は漢中へ赴くと軍勢を率いて祁山に駐屯すると、迎撃に出てきた魏軍の様子を見ます。

魏軍は孔明率いる蜀軍に攻撃を仕掛けず、持久戦を図ることで勝利を得ようと考えますが、

魏の諸将は魏の総大将である司馬懿(しばいに)に対して「総大将。

このままここに留まっても勝つ事はできませんぞ。すぐに蜀軍に攻撃を行うべきです」と

強い口調で進言。

司馬懿は彼らの進言を退けますが、幾度も進言を続ける諸将を押さえることができず、

ついに蜀軍に対して攻撃を開始します。

孔明は魏軍が砦から出て出撃した事を知ると全軍で出撃を行います。

こうして蜀軍VS魏軍の正面切っての初戦闘が行われることになります。

蜀軍はこの日の為に厳しい訓練を兵士や諸将が行ってきているため、

将軍の手足のように軍勢や将が動き、魏軍を各戦線で打ち破ることに成功し、

魏軍に大勝利を収めることに成功します。

魏軍は敗北し、再び砦の中に逃げ込み、

殻を被ったヤドカリのように砦から出てくる事はありませんでした。

こうして蜀軍VS魏軍の初対戦は蜀軍の勝利に終わります。

しかしここで蜀軍に大きな落とし穴が口を開いて待ち受けておりました。


蜀の重鎮が兵糧輸送の仕事を怠る

空腹の兵士

 

孔明率いる蜀軍は魏軍に大勝利を収め、

第一次~第三次までの北伐で最大の戦果を挙げることに成功します。

しかし本国である蜀からの兵糧輸送が滞り始め、

兵糧輸送を担当していた李厳から手紙が送られてきます。

その手紙の内容は「丞相。大変申し訳ございません。

長雨によって兵糧がうまく運搬することができない状況になっております。

そのため、非常に心苦しいのですが、一時退却をしていただけないでしょうか。」と

進言します。

孔明は李厳の手紙を読み悔しさがこみ上げる中、漢中の退却を決意します。

こうして第四次北伐は魏軍に大勝しますが、退却する不思議な結果となってしまいます。

この時魏の勇将であり、街亭で馬謖を打ち破った張郃(ちょうこう)は司馬懿に対して

「今こそ出撃して蜀軍に追撃することで、戦果を得ることができます。

総大将出撃の許可を頂きたい。」と進言します。

司馬懿は張郃の進言を受けると出撃の許可を出します。

張郃は蜀軍に追撃をかけて、致命的な損害を与えようとしますが、

蜀軍の反撃を受けてしまい魏軍が損害を受け、

魏軍は勇将・張郃を失う大打撃を被ってしまいます。

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