呂布特集
姜維特集




はじめての三国志

menu

はじめての変

三国志の時代を震えさせる怨霊たち!特に呉には怨霊系の話が多い!

曹操




 

怨霊に呪い殺されるという話はもちろんフィクションなのでしょうが、そこそこよく聞く話です。

日本の有名な怨霊といえば崇徳天皇でしょうか。

「天下滅亡」という呪詛を残して無念の死を遂げ、その怨霊が後白河天皇の息子の二条天皇、

その后の中宮、そして孫の六条天皇までを怪死に追い込んでいくのです。

恐ろしいですね。

三国志でも「三国志演義」では道士の于吉を殺害した孫策が、その呪いで傷が悪化し亡くなっています。

今回はそんな「怨霊」の仕業について触れていきましょう。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




関羽の怨霊

 

三国志演義では他にも無念の死を遂げたものが怨霊となって相手を殺しています。

殺されたのは呉の呂蒙。怨霊は同盟国の呉に裏切られて死んだ関羽です。

呂蒙関羽の怨霊に乗り移られて、

自分は関羽であると名乗りながら体中の穴という穴から血が噴き出して死んでいます。

もうこうなるとホラー映画です。

正史では病死ということになっています。

昔のひとが呂蒙の病死を関羽の呪いと結び付けても不思議ではありませんね。

関羽ファンは多かったでしょうし。

後に関羽は神格化し、祀られることになります。




呉には怨霊系の話が多い?

 

孫策、呂蒙と名将・英雄の類が呪い殺されているわけですが、

実は呉には他にもその手の話があるのです。

それが大将軍たる諸葛瑾の長子、諸葛恪の話です。

諸葛恪も父親同様に大将軍の地位に就きます。

しかし、独断専横が度を越して周囲に恨まれ、やがて祝宴の席で暗殺されてしまうのです。

ちなみに諸葛恪を刺殺したのは、同格の孫峻です。

ここからの話がなかなかのホラーになっています。

 

諸葛恪が殺害された同時刻に……

 

諸葛恪が孫峻に暗殺された同時刻、諸葛恪の屋敷では奇妙なことが起こっていました。

諸葛恪の妻の部屋に入ってきた召使いから血の匂いがするのです。

夫人が不思議に思っていると、召使の目が飛び出さんばかりに大きくなっていきます。

そして召使いは腕まくりをし、歯を噛み締めて、天井にぶつからんばかりに飛び上がるのです。

想像しただけでも怖いシーンですね。映画「エクソシスト」を思い出します。

召使いはこう叫んで昏倒します。

「旦那様は孫峻に殺されました!」と。

そしてほどなくして諸葛恪の血族を捕縛する役人たちが屋敷を囲います。

諸葛恪の息子たちは皆殺にされました。諸葛恪の弟も自殺を強要され、姪まで自殺させられます。

諸葛恪の遺骸は葦のむしろに巻かれて捨てられました。

 

そして孫峻に怨霊が現れる

 

ここまで無慈悲なことをやってのけた孫峻はその後どうなったのでしょうか。

孫峻はある晩、諸葛恪に殴られる夢を見て目を覚まします。

そして心臓が痛み出し、苦しんだあげくにそのまま死んでしまいました。

38歳の若さです。それまで心臓の痛みは感じたことがなかったと伝わっています。

要するにこれは諸葛恪の怨霊の仕業というわけです。

その息子の孫綝もまた栄華を極めましたが、やがて処刑され首を落とされます。

このとき父親の孫峻の墓はあばかれ、副葬品をすべて撤去され、

柩は壊され、死骸のみが埋め戻されたといいます。

そして皇帝の孫休は諸葛恪の霊を鎮めるよう、諸葛恪を改葬したのです。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

三国志のお話のなかにもホラー系が存在するのは不思議な感じです。

因果応報という言葉とともに受け継がれている伝承なのかもしれません。

なぜかしら呉にはこの手の話が多いですが、なぜなのでしょうか。

暴虐の限りを尽くした董卓こそ、それこそ万の数の怨霊に襲われてもいいはずなのですが。

「憎まれっ子世に憚る」なんてことわざもあるくらいですから、

必ずしも怨霊に殺されるわけではないのでしょう。

呉以外ではあまりない話なのかもしれませんね。

 

みなさんはどうお考えですか。

 

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

関連記事:【元祖妖怪ウォッチ】孫権や諸葛恪、朱桓が目撃した妖怪を徹底分析!

関連記事:【今さら聞けない】妖怪三国志ってなに?お父さんも子供も夢中の新世代三国志!

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 兀突骨 魏王朝から禅譲後に晋の領内で進撃の○○が出現した!?
  2. 魏 星座大好きな幼少期の管輅 盤古はやっぱり中国最古の神だった?「天円地方」説【HMR】
  3. 曹操 健康 【シミルボン】不老不死の為なら死んでもいい!寿命を縮めた曹操のデ…
  4. ネズミで人生を変えた李斯 成り上がり?ネズミが李斯の運命を変えた!
  5. 鍾会 三國無双のイケメン武将・魏の鍾会にまつわるエピソードがすごい
  6. 顔良と文醜 顔良と文醜は三国志の中でも可哀想な武将だった!その理由とは?
  7. 劉備 呂布 裏切り 劉備と呂布を仲たがいさせよ!二虎競食の計
  8. 始皇帝(キングダム) 中国人のオシャレアイテム冠の歴史を語ろう

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 陸遜
  2. おんな城主 直虎
  3. 寧宗
  4. 夏侯惇
  5. キングダム

おすすめ記事

  1. 秦を滅ぼし暴走した劉邦を止めた天才軍師・張良の必殺の言葉って何?
  2. 【名将対決】雷神と恐れられた名将立花道雪VS呉の名将陸遜 Part.2【完】 陸遜
  3. 実は馬超は漢民族じゃなく異民族だった? 馬超の兜にフォーカス
  4. 【犬戎族編は迷走?】キングダムファンが言えない黒歴史を解説
  5. キングダム六国の強さを勝手にランキング!
  6. 【徐庶が改名した理由】ケガの功名か?それともワザと?徐庶の名前雑学 徐庶

三國志雑学

  1. 劉禅
  2. 曹丕
  3. 曹丕と曹植
  4. チャーチル
“はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 二刀流の劉備
  2. 桃を持った姜維(はじめての三国志)
  3. 小帝と董卓
  4. 楊儀と魏延

おすすめ記事

司馬懿 漢王朝を腐らせたのは儒者!打倒司馬懿、シチケンジャー 【マイナー文官列伝】有名じゃないけど優れた才能を持った建安七子・王粲ってどんな人 シリア 関羽 三国志で複雑なシリア内戦をザックリ解説 李儒と三国志 董卓は何で李儒や賈詡がいたのに賈詡を重用しなかったの? 木牛流馬 木牛流馬って何?孔明の発明で輸送問題が解消し北伐で大活躍? 西郷隆盛は大家族!幕末ビッグダディを解説 篤姫 小松帯刀は篤姫に好意を持っていた?真相に迫れ! 織田信長 関所撤廃って何?織田信長が行った教科書に記されていない政治

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム
“西遊記"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志PR募集法正"
PAGE TOP