キングダム朱海平原の戦いは3日目に入りました。
2日目には、趙軍優勢だった右翼の陣営も王賁(おうほん)の覚醒により
馬南慈(ばなんじ)の軍が削られ秦との力関係が逆転しました。
ここで、李牧(りぼく)は趙軍の中央から、1万人を抽出し堯雲(ぎょううん)に
指揮を任せて右翼の戦場へと向かわせました。
ずっと、李牧の近くにいて、以前は、趙の三大天、藺相如の右腕だった堯雲、
一体、どのような将軍なのでしょうか?
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この記事の目次
キングダム541話 ネタバレ予想 李牧曰く藺相如の武の象徴
藺相如という将軍は、史実にも実在し、横暴な秦の昭襄(しょうじょう)王を相手にして、
趙国の家宝の和氏(かし)の壁(へき)を守りぬいたり、秦の領地に趙の使者を招き
侮辱した上に騙して、城を奪い取ろうとした卑劣な昭襄王に対して、怒髪天を突いて怒り、
命を賭して秦王に凄んで、趙の名誉を守った勇気と知略のある人です。
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ただ、この人には、戦争に従軍した記録がないので文官だったのでしょう。
キングダムでは、それを勇気と知略はあっても、武がないと評したのです。
そして、この藺相如が大将軍として活躍する為には、
堯雲の武が必要だったという事にしています。
すでに、藺相如は、この世の人ではありませんが、
その武だけは堯雲という将軍の中にそのまま宿っているのです。
キングダム541話 ネタバレ予想 堯雲は本能型の将軍か?
堯雲と趙峩龍(ちょうがりゅう)は、似たような蛇の兜を身に付けています。
その暗示する所は、藺相如の補佐として役割分担をしていたという事でしょう。
漫画的に考えても当然で、堯雲が趙峩龍と同じ、沈思黙考型では、
キャラが被ってしまい、全く面白くはありません。
という事は、趙峩龍とは正反対のタイプ本能型の将軍になります。
見た所、堯雲は趙峩龍や馬南慈に比較しても小柄ですので、
パワータイプの猛将というよりも、黒羊丘編で登場した慶舎(けいしゃ)のような
直感で戦争の重要ポイントを見抜いて戦うタイプかも知れません。
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