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【どっちの皇帝show】曹丕と曹叡はどっちが名君?




 

三国志の魏王朝は五人の皇帝が出現します。

この五人の皇帝の中で優れた皇帝といえばいったい誰なのでしょうか。

レンが考えるに文帝・曹丕(そうひ)明帝・曹叡(そうえい)

魏の五代皇帝の中では優れていると思います。

では魏王朝の中で一番優れていた皇帝は曹丕曹叡でいったい

どちらなのでしょうか。

正史三国志・魏書を参考にして二人の皇帝の優れている点を挙げ、

魏王朝最優秀の皇帝を決定したいと思います。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:曹丕のいじめ・パワハラに悩まされた被害者たちを紹介

 




 

文帝・曹丕の優れていた点その1:内政面での失敗していない所

 

魏王朝を完成させて初代魏の皇帝に君臨した曹丕

曹丕の皇帝としての優れていた所は、

内政面で失敗を犯していない所と言えるでしょう。

内政面での失敗をしていない証左として蜀の諸葛孔明(しょかつこうめい)

曹丕が皇帝になった頃、魏を討伐するための北伐を実施していません。

裏を返せば曹丕は魏の国土をしっかりと統治し、

蜀との国境に近く不安定な政情になっている

雍州(ようしゅう)、涼州(りょうしゅう)地方をしっかりと

統治していたと言えるでしょう。

もちろん雍州・涼州だけでなく魏の領土内をしっかりと治めていたからこそ、

西方もしっかりと統治することができたのです。

 




 

文帝・曹丕の優れていた点その2:民衆に優しかった!?

 

曹丕と言えば三国志演義のイメージが強く、

冷徹で残酷なイメージの強いヒトだと思われがちですが、

実は民衆に優しかったのです。

曹丕は本当に民衆に優しかったエピソードをご紹介しましょう。

曹丕が皇帝に就任してすぐ魏の領内で飢饉が起こり民衆の食料が激減。

曹丕は領内で飢饉が起きた事を知るとすぐに飢饉が起きた地域へ、

国の食料庫を開けて民衆に食料を振舞っております。

曹丕のイメージは冷徹な人物と思われがちだと思いますが、

実は民衆に優しい一面も持っていたのです。

次は曹叡の優れていた点をご紹介しましょう。

 

 

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明帝・曹叡の優れていた点その1:臣下の意見をよく聞いた所

 

明帝・曹叡の優れていた点は臣下の意見をしっかりと聞いた所でしょう。

まずは臣下の意見を聞いていた点をご紹介しましょう。

曹叡は魏の重鎮・曹真(そうしん)が蜀を討伐したいと進言してきたので、

曹真の言葉を採用して蜀討伐を任せることにします。

しかし曹真の軍勢は益州(えきしゅう)へ向かうと大雨に遭ってしまい、

進むことができなくなってしまいます。

楊阜(ようふ)曹真の軍勢が進むことができない状態を知って曹叡へ

「大雨が降って曹真の軍勢は進むことも引くこともできない状態で、

もし物資輸送が行われなくなれば、曹真の軍勢は目的を達成することができなくなるでしょう。

すぐに軍勢を撤退するべきだと思います。」と進言。

曹叡はこの進言を受け入れてすぐに蜀討伐軍を率いている曹真へ撤退するように進言しております。

また曹叡は土木工事が好きで山を平にして川が見れる建物を建築しようと考えます。

辛毗(しんぴ)は曹叡が山を平にして建造物を建てようとしている事を知って、

「民衆に労役を課すのは良くないでしょう。すぐにやめなさい」と注意。

曹叡は辛毗の注意を聞いてすぐに工事を中止させるのでした。

曹叡は上記のように厳しい意見でも臣下の意見を聞いて採用する皇帝でした。

 

 

 

明帝・曹叡の優れていた点その2:戦において独特の勘を持っていた所

 

曹叡の優れていた点としては戦において独特の勘を持っていた所と言えるでしょう。

曹叡は諸葛孔明率いる蜀軍がやってきたことを知り、

司馬懿(しばい)へ「砦を固めて諸葛孔明が挑発してきても一切乗るな!!

諸葛孔明の蜀軍は食料がないからいずれ退却する。

その時に追撃すれば大勝利を得ることが出来るだろう」と進言しています。

この時の戦いは曹叡の読み通りになり、 諸葛孔明率いる蜀軍は撤退することになるのです。

またこの蜀軍の北伐と連動して呉軍が魏の領土に攻撃を仕掛けてきます。

呉軍キラー・満寵(まんちょう)は「合肥新城(がっぴしんじょう)を捨てて

寿春(じゅしゅん)にまで呉軍をおびき寄せれば、

呉軍を領土内へ帰すことなくフルボッコにしてみせましょう。」と曹叡に進言。

しかし曹叡は満寵へ「合肥新城は鉄壁の城で守りを厳重に固めれば、 陥落することのない城だ。

孫権は私が自ら軍勢を率いて援軍向かうと知ればすぐに居なくなるだろう」と

合肥新城の放棄を認めませんでした。

満寵は曹叡の意見を聞いて合肥新城をしっかりと守るように命令を伝えます。

孫権は合肥新城がしっかりと守られていた為陥落させることができず、

曹叡の援軍が合肥新城へ向かっていることを知り、急いで撤退していくのでした。

皇帝でありながら戦における勘は戦場で活躍する熟練の将軍と同じであり、

優れた所と言えるでしょう。

 

関連記事:【三国志歴史ミステリー】魏の二代目皇帝・曹叡(そうえい)は誰の息子か分からない!?

関連記事:132話:もうやりたい放題!曹叡の乱心で魏の暗黒時代へ突入

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

 

さて上記で曹丕と曹叡のそれぞれ一番優れている所を挙げてみました。

では一体どちらが魏王朝最優秀の皇帝なのでしょうか。

黒田レンの独断と偏見で決めさせていただきます。

それは・・・・。

曹叡です。

やはり戦における独特の勘と臣下の意見を良く

(曹叡を注意する意見でもしっかりと)聞いている点が

曹叡が魏の最優秀の皇帝に選ばせてもらった理由です。

もちろん曹丕も臣下の意見を聞いていましたが、

やっぱり気に入らない臣下を殺してしまっている点が、 最優秀の皇帝に選ばなかった理由です。

曹丕好きの皆さん大変申し訳ないですけど、 今回の勝負は曹叡に軍配を上げさせてもらいます。

 

参考文献:ちくま学芸文庫 正史

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:曹叡が孔明をDISる文章を発見!孔明はマゾでドけちだ!

関連記事:曹丕、それはちょっとやり過ぎじゃね?孟達への溺愛っぷりがヤバイ!

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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