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曹操は諸葛亮を自身に仕官するよう勧誘していた!

この記事の所要時間: 217




曹操と司馬懿

 

曹操(そうそう)は、自分が気に入った相手に声をかけ、相手の素性・身分関係なく登用したがる人物でした。

日本に置き換えると武田信玄(たけだしんげん)みたいですね。

 

それはあの有名な関羽(かんう)にも及んでいました。

しかし、関羽は桃園の誓いで誓った通り、

兄者である劉備(りゅうび)を主として選び曹操の下から早々に去っていきました。

曹操関羽以外にも孔明(こうめい)にまで自陣に組み入れようと策謀に及んでいた事が分ったのです。

 

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関連記事:孔明と曹操は相性が抜群?もし孔明が魏に仕えていたら歴史はどうなった?

関連記事:【疑問】どうして徐州人は曹操の支配を受け入れたのか?

先手必勝!?劉備と出会う前の「一般人」孔明に曹操が鶏舌香を五斤贈与

曹操

 

原文:「今奉雞舌香五斤 以表微意」

日本語訳:「今回、鶏舌香(けいぜつこう)を五斤送りました、これは僅かですが私の気持ちです。」

 

清の時代の書物で上記の内容が明らかになりました。

孔明は間違っても主君には言えるはずもない内容ですよね。

バレたら追放処分が下ってもおかしくないでしょう。

日本の戦国時代で上杉謙信(うえすぎけんしん)が武田信玄に塩を送ったのとはわけが違いますからね。

鶏舌香とはどんなものなのか?

若き曹操

 

簡単に説明すればクローブと呼ばれる香辛料の一種のことです。

中国では丁子(ちょうじ)と呼ばれ、漢方薬としても重宝されています。

 

クローブは、東南アジア原産の香辛料で、舐めると苦みがあって、

時に甘みを感じることもありますが、とても刺激が強いです。

まあ、今でいうとキシリトールのガムでしょうかね。

 

現在における主な使用用途は、

古代中国の書物に記載されていたそのまま噛んで口臭を消すというような方法ではなく、

臭みを消すために料理に使われているのです。

例えば肉料理なんかで臭みを取るために使われることが多いようですね。

まだ漢王朝で消耗してるの?

まだ漢王朝で消耗しているの  

それを送って孔明がどんな反応を示すのか試した曹操

曹操

 

鶏舌香は当時においては高価なもので、しかも重さにして1キロですからね。

曹操がこれを送った意図としては

「君も仕官して私のために才能を発揮し豊かな暮らしを送ってみないか?」

といったことが読み取れます。

 

ですが、孔明であればその意図がわかったはずですが、

あえてそれに乗らず、

劉備が迎えに来るまで晴耕雨読の生活を送り古い家屋に住んでいたわけですからね。

 

記録ではそれを返品したかどうかまではわかりませんが、

孔明であればそのまま捨てたのかもしれませんね。

あるいは鶏舌香そのものが嫌いで送ってきた曹操を嫌いになったとか…。

 

別な理由も考えられる…

曹操

 

なぜ曹操はこれを送ったのか、別視点で考えてみました。

それでなくてもアレ以外に、高価な物であれば何でもよかったはずです。

当時の中国では絹だって高い代物なのですよ。

 

絹をうまく利用すれば立派な服を作ることだってできるわけです。

極め付きとしては、金貨でもよかったはずです。

ほとんどの仕官待ち将軍はこれであれば効果抜群だったでしょうにね。

 

いずれにしろ、まだ孔明はどこの君主にも属していなかったわけですから、

仕官を煽らせる心理戦の可能性も否定できません。

 

鶏舌香であっても、当時としては高価な物だったわけですから、

それを送り付けられれば孔明だって心が揺らいでも不思議ではありませんね。

当時の習慣として鶏舌香が流行っていたから、たまたまそれを送っただけということもあり得ます。

 

孔明を魏に仕官させようとする曹操のまとめ

孔明と曹操

 

三国志演義や正史において曹操はヒール役(悪者扱い)になってはいますが、

直接曹操が孔明に言及した、数少ない証拠が残っていたことに驚きを感じてます。

 

もし曹操が劉備のように直接自ら孔明の下に会えるまで何度も出向いて仕官を促していれば

歴史は変わっていたかもしれませんね。

そうすれば孔明の祈祷や策謀などによって赤壁の戦いで敗れることもなかったでしょうに。

 

おそらく孔明はあの贈り物によって曹操にバカにされたと思い、

曹操以外の主君に仕え、復讐の機会をうかがっていたのかもしれませんね。

 

※この記事は、はじめての三国志に投稿された記事を再構成したものです。

元記事:呆れた!油断も隙もない!孔明にもつばをつけていた曹操?

 

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関連記事:涼州兵も思わずニッコリ?曹操はユーモアに溢れていた

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覇を競う乱世に新たな秩序を打ち立てた曹操の生涯
曹操孟徳

 

はじめての三国志 編集部

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