大人気春秋戦国時代漫画キングダム、前回は舞台を橑陽に移し
壁&メラ族の連合軍が犬戎族の三首領の一人、ブネンの精鋭部隊の前に足止めされ
さらに、味方もろとも強弓でメラ族を殲滅しようとするブネンの卑劣な姦計に
大ピンチに陥る所で終りました。
さて、ここからどうなるのか?ネタバレレビューを開始しましょう。
※この記事はキングダム563話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。
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前回記事:【キングダム562話】壁ブネンと激突!「恐将」ネタバレ&レビュー
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この記事の目次
キングダム563話ネタバレ&レビュー 恐怖による支配
メラ族の副族長のキタリは、ブネンの一斉射撃から逃れようとします。
ところがジリ兵団は、そんなキタリに縋りつくように群がり邪魔をしました。
しかし、それはジリ兵団が精強だからではないようです。
彼らも死が恐ろしいらしく、歯をガチガチ鳴らしているのです。
一体どうして、そうまでして犬戎族はブネンに服従するのでしょうか?
その戦場の様子を、舜水樹が少し離れた場所から見ていました。
趙兵は、味方もろともメラ族を殲滅しようとする犬戎族の勇猛さを讃えますが
舜水樹は、それは犬戎族が勇猛だからではないと切り捨てます。
舜水樹「あれは、勇猛ではない
犬戎の兵達は皆、家族を人質にとられて戦っている
手柄を挙げれば報奨をもらえるが、上の命令に逆らえば
そいつの一族は皆殺しにされる
犬戎族の世界は未だに恐怖政治の世界が続いているのだ」
「だから、こんな理不尽がまかり通る」
特に、ブネンの軍では、その傾向が顕著で逆らわないまでも、
少しでも不満気な顔をするだけで人質の子供は殺されると言います。
実は、犬戎族の勇猛さは、家族を人質に取られて一切逆らう事が出来ない
絶対服従の中で生み出された悲しい勇猛さでした。
だから、ブネンの戦場で万が一の事態は起こらない
そう促されて、舜水樹は本陣に帰っていきます。
キングダム563話ネタバレ&レビュー 壁がキタリを救う
斬られても、斬られても、キタリに縋りつき逃がすまいとする犬戎兵に
気が短いキタリも「しつこいぞ犬っコロども」と弱音を吐きます。
「この矢の嵐は貴様たちが一人残らず動かなくなるまで止まぬし
今に騎馬隊も投入される・・・」
死にかけの犬戎兵が言った直後、キタリの眼前に犬戎族の騎馬隊が突撃します。
観念して目を閉じるキタリ、しかし、そこに壁が馬で体当たりしました。
キタリ「バカ、何デキタ!オマエラは逃ゲロ」
壁「キタリ殿達を置いて逃げられるわけがないだろうが
先に助けてくれたのはキタリ殿達だ
何度も何度も、我々は助けてもらってばかりで
今度は我々が体を張ってキタリ殿達だけでも!!」
しかし、その瞬間、壁も弓矢に倒れます。
メラ族「ダメだキタリ、この敵と矢の中から脱出できん
壁将軍が助けにきてくれたが、それ以上に敵が入ってきて意味が無かった
弓兵も増えてる」
メラ族兵も諦めたように言いますが、キタリは顔を上げました。
キタリ「いや、意味がない筈がない、、これだけこの場に敵の意識が集中した今を
不意にする筈がない、我らが族王、メラ族王カタリが」
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム563話ネタバレ&レビュー 族王カタリ戦死・・
その時、ブネンと犬戎族の意識がキタリの戦場に集中した一瞬をついて
メラ族王、カタリが敵陣を突破してきました。
目前には、ブネンの姿があります。
最初にジリ兵団のボス、ジリが挑みかかりますが、
山界でも楊端和かバジオウしか互角に戦えないというカタリの剣に
一撃で倒されます。
ところが、負けたジリは最後の力を振り絞り、カタリにしがみつきます。
そこに、ブネンの二騎兵が襲いかかります。
カタリは、この二人も瞬殺しますが、二人はまたしてもカタリにしがみつきます。
身動きが取れなくなった所でブネンの大剣が部下の背中ごとカタリを刺し貫きました。
見る限り、剣はカタリの体を貫いているようですが、
もしや、ここでカタリは戦死するのでしょうか? 以下次号・・
キングダム564話ネタバレ
キングダム564話では、残念ながらカタリの死が確定しました。
肉親の死に逆上したキタリは単騎でブネンを斬ろうとしますが犬戎族の攻撃に阻まれて倒れ
それを壁が救い、コーディン(退却)を命じて意気消沈するメラ族を退却させます。
その頃、犬戎三将軍の末弟のトアクはフィゴ王によって殺害されますが、
それは、味方を半分殺してしまう程の強引な勝利でした。
詳しい情報は↓で読めます。
キングダム564話フィゴ王トアクを瞬殺!「落日」ネタバレ&レビュー
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
しかし気になるのは、カタリの事です。
見る限りは、ジリ、犬戎騎兵2人に抑え込まれ、
腹部に大剣を貫かれたように見えました。
ここで死ぬとすれば、妹のカタリの怒りはすさまじいでしょうね。
それだと、ブネンの死も間もないと思います。
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