キングダム564話フィゴ王トアクを瞬殺!「落日」ネタバレ&レビュー

2018年7月5日


 

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キングダム

 

大人気春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)漫画キングダム、前回563話のラストでは、

敵将ブネンに肉薄したカタリが、犬戎族(けんじゅうぞく)の悪質な(すが)りつきで

体の自由を奪われ、ブネンに背中から刺されるというショッキングな

コマでラストを迎えました。

果たしてカタリは死んだのか?ではレビューを開始します。

 

※この記事はキングダム564話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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前回記事:キングダム563話「族王カタリ死す」ネタバレ&レビュー

関連記事:【キングダム562話】壁ブネンと激突!「恐将」ネタバレ&レビュー

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム564話ネタバレ&レビュー 憎しみのキタリ

憎しみのキタリ

 

ブネンの卑劣な大剣の刃は、カタリの背中を深々と貫いていました。

馬から崩れ落ちるカタリにブネンは容赦なく刃を振り下ろし

真っ二つにします。

 

カタリ「やめろォォォーーーーー!」

 

絶叫した後に、たった一人の肉親を失ったショックで崩れ落ちるキタリ

しかし次の瞬間には、復讐心でいっぱいになったカタリは態勢を立て直し、

たった一人で犬戎族に立ち向かっていきます。

狙うは、兄を殺したブネンの首一つ

 

 

(へき)「まて、キタリ殿!無茶だ、一人でどうにかできる相手ではない

メラ族よ、キタリ殿を止めよ」

 

壁は冷静にキタリを止め、メラ族にもキタリを連れ戻すように

(うなが)しますが、若き指導者を失ったメラ族は、憎しみ以上に

意気消沈してしまい、戦う気力を失ってしまいます。

 

ここが異民族の弱さですね、一族すべてが法ではなく、

一族の族長の力に服しているので、族長が死ぬと、

指揮を引き継ぐ人間がいなくなるのです。

 

キングダム564話ネタバレ&レビュー 未来の為のコーディン

未来の為のコーディン

 

カタリは優しくて強い太陽だった、我々は光を失った

下を向き、犬戎族に一方的に狩られるメラ族

 

壁「失っていない、メラ族にはまだキタリがいる」

一人で突っ走り、傷を負い、犬戎族の騎兵の一撃で

地面に倒れたカタリを、壁は突っ走って救助します。

 

そして、メラ族に向かって

「コーディン」と叫びました。

 

コーディンとは、メラ族の言葉で退却です。

すでに戦争の意欲を失っているメラ族をこの言葉で

退却させようというのです。

 

先の事は分からないが、この場に居続ければ、

メラ族は間違いなく一人残らず犬戎族に狩られる

今は自分が率先してメラ族を安全な場所まで退却させるのだ。

 

馬にまたがりカタリを抱えて

壁は、襲いかかる犬戎族の攻撃と雨のような矢をかいくぐりながら

必死の退却を開始します。

 

今は退却して陣を立て直すのが第一、

ですが、今日で三将軍の首を取らねば明日はない

貴重な一日は、すでに陽が傾きかけていました。

 

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架空戦記  

キングダム564話ネタバレ&レビュー 非情のブネン

非情のブネン

 

その頃、勝ったブネンの陣営では、自分の命を的にして

カタリに殺されたジリ兵長が息を引き取っていました。

しかし、それを告げた犬戎族の兵にブネンは言います。

 

「ああ、知っているよ、お前も死ぬか?

さっさとアレを追え」

 

ブネンの中には、部下はすべて駒という意識しかないようです。

そんなものに関わらず、メラ族と壁を追えというのです。

なかなか鬼畜なキャラ付けですね。

 

キングダム564話ネタバレ&レビュー 犠牲の上の勝利

犠牲の上の勝利

 

メラ族が背を打たれながら敗走している時、

実はメラ族以上の被害を出しながら、戦っている軍がありました。

フィゴ王が率いる軍勢です。

 

この半日だけで、フィゴ軍は全軍の半数の犠牲者を出しながら

ついに、犬戎族を(ことごと)殺戮(さつりく)して、三将軍の末弟、トアクの前に

現れていたのです。

 

フィゴ「待たせたのゥ末っ子、貴様の軍

想像していたより大分強かったぞ、褒めてつかわす」

 

トアク「愚将がほざくな、すべての箇所で無茶な戦いを強いて

兵を殺しまくりおって、本陣まできた事は褒めてやるが

貴様らは我々の倍以上の血を流した」

 

フィゴ王「この程度の血、、楊端和(ようたんわ)と戦っていた時と

比べれば子供の遊びよ

奴らと戦っていた頃は、なんどこのでかい金玉が

(ちぢ)こまったことか、のォ?ギチュ」

 

ギチュ「王の金玉の大小はわかりかねますが

確かに・・・」

 

下ネタ王フィゴ王、相変わらずセクハラ発言が止まりません。

しかし、部下の命を何とも思わないブネンと比べ、

無茶な戦いで余計な血を流したフィゴ王を愚将と罵るあたり

トアクは、割合に知将かも知れません。

顔つきをみても知的な感じがします。

   

キングダム564話ネタバレ&レビュー 末弟トアク あっさり討たれる

末弟トアク

 

「どうしたトアク?なぜ俺をやらん大好機だぞ

それとも金玉が縮みあがって動けぬか?」

 

フィゴ王は挑発しますが、いや、それは無理な話でしょう。

トアクはフィゴ王に比べれば、明らかな小男です。

 

挑発されてようやく立ち向かいますが、次のコマでは、

腹を矛で貫かれて即死でした。

 

ともあれ、フィゴ王は犬戎族の三将軍の一角を崩しました。

しかし、三将軍を同日に倒すのが作戦成功の条件の捨て身戦法、

この勝利に意味があるのか、以下は次号に続きます。

 

 

キングダム565話ネタバレ

kawauso

 

7月12日のキングダム最新、565話では、バジオウが率いる鳥牙族が快進撃で

犬戎族の三首領の長兄ゴバの喉元まで迫る場面が描かれます。

しかし、ゴバは大して動ずる様子もなく、城への退却を命じます。

 

ゴバに逃げられては困る、バジオウやシュンメンは焦りますが、

そこへ先回りをしていた楊端和の本隊がゴバの逃げ道を塞ぎます。

勝負ありかと思いきや、そこで楊端和の背後に舜水樹が・・

ここから先の展開は↓で読めます。

 

キングダム最新565話「前線にて」ネタバレ&レビュー

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

 

幼馴染とか、異母兄弟とか、実の兄妹とかが登場すると、

キングダムは実在の人以外は、死ぬ可能性が高いですね。

まさか、カタリが早々死んでしまうとは意外でした。

残されたキタリとメラ族がどうなるか注目しましょう。

 

次回記事:キングダム最新565話「前線にて」ネタバレ&レビュー

 

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