蒼天航路の郭嘉の名言が三国志好きには堪らない

2018年7月16日


 

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張遼

 

蒼天航路(そうてんこうろ)に三国志に登場する多くのキャラが登場し、数々の名言を残しています。

例えば三国志一の有名人・劉備(りゅうび)は蒼天航路で水魚の交わりを分かりやすく紹介しています。

 

劉備は「おいらというでっけえ饅頭を天下に食わせるには、

誰も口にしたことのねぇタレがいる。孔明(こうめい)オメェは饅頭のタレになれ」と

孔明に向かって言い放ちます。

 

劉備は饅頭(劉備)にはタレ(孔明)が必須のように

劉備と孔明の固い絆で離れられないような関係を例えて述べています。

水魚の交わりだと堅苦しくて分かりにくいですが、

饅頭とタレならちょっと分かりやすくイメージもしやすいのではないでしょうか。

 

このように故事を分かりやすくイメージするような名言が

いくつも蒼天航路には出てきます。

そして曹操(そうそう)軍の天才軍師・郭嘉(かくか)も蒼天航路で

多くの名言を残しているので紹介したいと思います。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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郭嘉の名言その1:軍師を分かりやすく述べた名言

郭嘉

 

郭嘉は曹操軍の天才的な軍師として有名ですが、軍師とは一体何なのでしょうか。

戦で適切なアドバイスをするのが軍師の職業ですが、イマイチイメージがわかない人もいると思います。

ここでは蒼天航路の郭嘉の言葉を見れば軍師の職業がわかりやすくイメージできるはずです。

 

郭嘉は烏桓(うかん)討伐が始まる前、荀彧(じゅんいく)程昱(ていいく)が新人の文官達を集めて議論をしている所にやってきます。

そして彼らは郭嘉のだらしない姿に憤慨(ふんがい)し色々と意見を述べてきます。

 

郭嘉は彼らに対して

「軍師ってのはどうしようもなく戦が好きで

常にまだ見ぬ敵とまだ知らぬ過酷な戦を戦っているのだろうが!!」と

軍師のあり方について反論。

荀彧や程昱は郭嘉の反論に返す言葉がなく黙り込んでしまうのでした。

 

郭嘉のセリフは純粋な軍師と言われる人を見事に表していると思います。

軍師は戦におけるアドバイザーで適切なアドバイスをして、戦いを勝利に導く職業です。

そのため普段から頭の中を戦のことだけで占め、余計な事を考えず

戦になったら適切なアドバイスを行い戦いを勝たしめるのが軍師の職業内容だと分かります。

そして郭嘉のこの言葉は軍師の職業内容を見事に表現しているセリフだと思いませんか。

 

郭嘉の名言その2:郭嘉の天才的な観察眼を表した名言

写輪眼の郭嘉

 

郭嘉は史実で天才的な観察力を発揮していた人ですが、

蒼天航路でも彼の天才的な観察眼が見て取れる名言が残っています。

郭嘉は劉備を見た時

「劉備は一国一州を争うなら小器だが、天下を争うのであれば大器だ」と述べています。

 

後に劉備は益州を取り三国志の蜀を建国することになりますが、

郭嘉が生きていた時、劉備にはそれほどの実力が伴っていませんでした。

しかし郭嘉は劉備が曹操と天下を争うほどの実力者になるであろうと予言。

郭嘉の予言はピタリと的中しており、

彼の観察眼が天才的であることを表す名言と言えるでしょう。

 

古代中国・超科学の世界に挑戦する HMR

HMR  

 

郭嘉の名言その3:瀕死になっても軍略のことだけを考えている

体調を崩す郭嘉

 

郭嘉は烏桓討伐戦が完了した後、病になってしまいます。

そして郭嘉は食べ物を口に入れることもできず、瀕死(ひんし)の状態になってしまいますが、

軍略の事だけは常に考えていました。

 

曹操は郭嘉を見舞いに来た時、ガリガリになっている彼を見てしまいますが、

お構えなしに国の政治に関する事を料理に例えて、話していきます。

郭嘉も曹操の話にしっかりと対応して言葉を紡いでいきます。

 

郭嘉は穏やかな表情で

「南を攻める軍略が次々と溢れ出て止まらない」と曹操へ述べて吐血し亡くなってしまします。

郭嘉は死ぬ間際まで軍略のことだけを考え、

軍師に徹しきった人だったことを表している名言だと言えるでしょう。

   

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

今回は蒼天航路の郭嘉の名言を紹介しました。

ここで紹介した郭嘉の名言は一部であり、

まだまだ蒼天航路には彼の魅力が詰まった名言がありますので、

興味のある方はご覧になってはいかがでしょうか。

 

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