蒋琬の政策の成功は姜維がキーマンだった!!


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蒋琬の政策の成功は姜維

 

(しょく)のトップに君臨していた諸葛孔明(しょかつこうめい)の跡を継いだ蒋琬(しょうえん)。彼は諸葛孔明のように魏を討伐するために何度も北伐を敢行することしないで、北伐によって力を失っていた蜀の力を回復させるための政策を行っていきます。

 

北伐したくてたまらない姜維

 

蒋琬の政策はある程度成功することになりますが、彼の政策が実行していたのは戦争大好き・姜維(きょうい)を押さえ込むことに成功したことも大きな原因のひとつと考えることができます。今回は蒋琬の政策が成功したキーマンがどうして姜維なのかを紹介していきたいと思います。

 

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連年北伐を敢行した姜維

連年北伐を敢行した姜維

 

姜維は蒋琬・費禕(ひい)の死後、蜀の軍権を握ることになり大将軍へ就任。その後姜維は蜀軍を率いて魏を討伐するため連年魏へ攻撃を仕掛けます。しかし姜維の北伐はたいした成果を上げることができずに失敗続きになってしまいます。

 

魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍

 

そのため蜀の国力は蒋琬・費禕時代に安定期に入っていたにもかかわらず、一気に低下していくことになります。そして蜀の国力が低下したことにより魏の総攻撃を受けることになり蜀の国は滅亡してしまうのでした。

 

姜維、孔明

 

姜維がトップに立ったことで蜀の国は一気に国力を低下することになり、蜀の国は弱体化して滅亡することになります。では姜維が軍権を握る前の蜀の国のトップであった費禕の時代にも姜維は連年北伐を行っていたのでしょうか。

 


 

費禕の時代にも北伐を幾度か行っていたが…

費禕の時代にも北伐を幾度か行っていた

 

姜維は費禕の時代にも幾度が北伐を敢行していました。しかしこの時の姜維は自分が大将軍となって軍権を握っていた時代とは違いあまり本格的な攻撃を魏へ仕掛けていません。どうして姜維は本格的な攻撃を行わなかったのか。

 

姜維の心中

 

それは費禕が姜維の連続した北伐を敢行させることを許すことをしなかったからです。姜維は費禕の言葉を聞き入れておとなしく北伐を行いませんでしたが、費禕はどのようにして姜維をなだめたのでしょうか。

 

姜維怨嗟の声

 

費禕は姜維へ「孔明さまですら魏を討伐することができなかったのだ。孔明様よりも才能が劣るわれらが魏を討伐することなどできることがないではないか。我等は国を守ることに注力するのがちょうどいいのだ」と姜維を説得することで姜維も費禕の言葉を無視することができずにおとなしくします。

 

棗祇(そうし)食料・兵糧担当

 

この結果蜀の国は積極的に魏へ攻撃をしなかった事で国力が少しずつですが回復していくことになります。さて費禕の時代には姜維が少しだけで北伐を行っていたため、蜀の国力はちょっとづつですが回復していくことになります。では今回ピックアップされている蒋琬時代にはどうだったのでしょうか。

 

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夷陵の戦い


 

姜維の北伐をほとんど許さなかったため、蜀の国力は回復傾向に

蒋琬

 

蒋琬の時代は蜀の国力回復が喫緊の目標であったことと諸葛孔明が亡くなって日が浅かったこともあり姜維も蜀軍を率いて北伐をほとんどすることはありませんでした。そのため蜀の国は諸葛孔明が北伐を行っていた頃から少しずつですが、国力が回復していくことになり、豊かになっていきます。


  

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

もし姜維が蒋琬時代に連年北伐を行っていた場合、蜀の国は民衆から見離され反乱が勃発していたかもしれません。そうなれば魏の総攻撃を受け蜀の国は魏の攻撃を裁くことができずに滅亡することになり、三国時代が早々に終焉に向かって動き出すことになったかもしれません。

 

多様化が進む蜀の国

 

そのため蒋琬が諸葛孔明のように北伐を行うことを中止し、しっかりと姜維を押さえ込んで蜀の国力を回復する政策へ転換したことで、蜀の国は三国時代を長く生き残ることができたのではないのでしょうか。

 

姜維

 

そして蒋琬の蜀の国力を回復させる政策の成功の原因の一つに姜維を押さえ込むことに成功したことが原因の一つと考えることができると思いますが、皆様はどのように思いますか。

 

参考文献 正史三国志蜀書など

 

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