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アンゴルモア 元寇合戦記

【アンゴルモア元寇合戦記】元寇とは?鎌倉時代の防衛戦争




アンゴルモア元寇合戦記

 

元寇(げんこう)」という名前は、日本史を勉強した人なら、きっと誰もが聞いたことがあるでしょう。

しかし、鎌倉時代の文献には元寇という言葉は登場せず、

当時は「蒙古襲来(もうこしゅうらい)」または、「蒙古合戦」と呼ばれていました。

元寇、という言葉が初めて登場したのは、ずっと後の江戸時代になってからのことだったのです。

 

元寇とは、当時世界最大の勢力を誇っていたモンゴル帝国が

日本に侵略したことで起こった戦いのことですが、元寇の「元」という字は、

皇帝フビライ・ハンが、「大元モンゴル帝国」という名称を使っていたことに

由来しているという説があります。

当時のモンゴル帝国は、広大な領土を支配下に置き、世界最強であると恐れられていました。

そんなモンゴル帝国が「日本は豊かな金に恵まれている」という噂を聞きつけて

侵略してきたのが元寇なのです。

 

関連記事:アンゴルモア元寇合戦記 鎌倉時代の服装は?

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この記事の目次

文永の役

文永の役で攻めてくる蒙古兵

 

諸国を支配下に置き、着々と領土を拡大していたモンゴル帝国第5代皇帝、フビライ・ハンは、

日本に向けて、交易をするようにという内容が書かれた国書を使者に送らせます。

この国書は上から目線で書かれていて、日本のことを見下した内容だったため、

これを見た朝廷は激怒して文書を送り返そうしますが、

鎌倉幕府は徹底して無視をすることに決めたのでした。

 

このことからも、普段は戦などとは縁がない貴族たちが中心である朝廷の考え方と、

数々の戦を乗り越え、戦闘に関する知識を持った武士たちが集まった幕府の考え方は、

大きく異なることが分かります。

もし朝廷が考えたように、怒りに任せて文書を送り返し、

モンゴル帝国がただちに攻めてきたとすれば、日本側は負けてしまっていたかもしれません。

 

したがって、無視をして相手の出方を待つという戦略をとった幕府側の判断は

正しかったといえるでしょう。

しかし、ひとつ痛恨(つうこん)のミスを犯してしまいます。

それは、国書を持ってきた使者を野放しにしてしまったことです。

このことにより、使者はスパイとして密かに活動し、

日本の地形などの情報が元軍側に漏れてしまいました。

そして1274年、ついに元軍が日本に攻めてきました。

 

最新の日本史研究では、幕府軍はとても強く、元軍に対して果敢に攻めていったため、

世界最強といわれていた元軍も、幕府軍に恐れを抱いた、と元軍側の記録に残されています。

1週間ほど続いた戦いの末に神風と後に呼ばれる暴風雨が吹き荒れたこともあり、

モンゴル帝国による最初の日本侵略、文永(ぶんえい)の役は幕府軍側の勝利に終わったのでした。

 

 

弘安の役

 

「勝って(かぶと)の緒を締めよ」ということわざがあります。

文永の役で元軍に勝った幕府軍は、そのことわざのように、決して勝利に浮かれることなく、

再び元軍が攻めてくることに備えて着々と準備を進めました。

博多・太宰府(だざいふ)防塁(ぼうるい)を築き、九州沿岸の警備を強固にし、御家人(ごけにん)に見張らせていました。

元軍から再び使者が訪れますが、前回の二の舞にならないよう、

幕府側はすべての使者を斬り捨ててしまいました。

 

そして1281年、2度目の元寇となる弘安の役では、

モンゴル帝国の指示で当時世界最大規模の艦隊が派遣されたのでした。

元軍側は、今度こそは勝利しようと大人数で攻めてきましたが、

幕府軍は防塁をうまく活用し、元軍に矢の雨を降らせ、その強さを見せつけるのでした。

また、粘り強い夜襲で徹底的に元軍を追い詰めたのです。

 

この時代、世界最強と言われた元軍を追い詰め、恐れさせた幕府軍こそが、

実は世界で一番強かったのかもしれません。

鎌倉時代の武士たちは、腕っぷしの強さだけでなく、

用意周到な事前準備や戦略を練ること、そして逃げずに戦い抜く粘り強さなど、

様々な面でとても優れていた集団だったということができるでしょう。

 

関連記事:アンゴルモア元寇合戦記(鎌倉時代)の登場人物は何を食べていた?

関連記事:銃は中国で発明されたものだった?「アンゴルモア」にも登場した火薬兵器

 

【蒙古が海からやってきた】
アンゴルモア合戦記の特集

 

 

はじめての三国志 編集部

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