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【典韋vs許褚】曹操護衛隊隊長のナンバーワン決定戦!!

2018年11月25日


 

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銅雀台記念パーティと曹操

 

三国志の覇者の地位を確立した魏の曹操(そうそう)には二人の護衛隊隊長がいました。

一人目は初代護衛隊長として曹操を守った典韋(てんい)

そして二人目は曹操が死ぬ時まで彼を守り抜いた許褚(きょちょ)です。

 

さて二人の隊長ですが、どちらも強いと思いますが、一体どちらが強いのでしょうか。

今夜は曹操護衛隊の隊長のナンバーワンを

典韋と許褚の勝負形式でレンが勝手に決めたいと思います。

 

関連記事:【初代親衛隊長】呂布軍を打ち破るきっかけを作った典韋(てんい)

関連記事:典韋と弁慶の共通点を探してみたら意外な事実が判明!?

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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典韋vs許褚のナンバーワン対決【種目紹介】

典韋

典韋(てんい)

 

第一回黒田レン企画、曹操護衛隊隊長のナンバーワン対決!!

今回は初代護衛隊長・典韋と二代目護衛隊長・許褚のどちらが優れているのか

対決形式で決めてみたいと思います。

 

ここでは二人の対決種目を紹介しましょう。

一回戦目は力比べでどちらが優れているのか紹介。

二回戦目は曹操を守った貢献度で護衛隊長としてどちらが相応しいのか比べてみたいと思います。

 

そして三回戦目は護衛隊長として必要な強さ(武勇)を比べてみたいと思います。

この三回戦で勝ち星が多い方が曹操護衛隊隊長のナンバーワンとしたいと思います。

では早速始めましょう。

 

典韋「張り切っていくぜ!!」

許褚「んだ~。オイがナンバーワンだべさ!!」

 

 

 

【典韋vs許褚】ナンバーワン対決その1:力比べ

典韋

 

曹操護衛隊の隊長の典韋と許褚ですが、どちらが力が秀でているのか比べてみたいと思います。

典韋は曹操の配下になる前に張邈(ちょうばく)軍の司馬・趙寵に兵士として仕えていました。

典韋は趙寵の元で自分の力を見せるため、牙門と呼ばれる旗を片手で持ち上げます。

 

この旗は超絶に重く高く出来ており、牙門を掲げるときは何人かの兵士でやっとこさ持ち上がったそうです。

典韋以外の兵士がこの旗を持ち上げられませんでした。

この牙門の重さですが正史三国志には記されていませんが、

蒼天航路では牙門の旗の重さが500斤とされています

 

1斤を現在の重さに換算すると600グラム。

という事は牙門の旗が一つ500斤=300キロになります。

典韋が300キロの旗を片手で上げたのは流石にありえないと思いますが、

とてつもなく重いものを片手で持ち上げたと言うことがお分かりになったと思います。

しかし許褚も負けてはいません。

 

孔門十哲

 

牛を引っ張ってきた許褚

牛を引っ張ってきた許褚

 

許褚も典韋に負けない活躍をしています。

許褚はまるまる太った牛の尾を片手で掴んで牛を引っ張った逸話を持っています。

この時持った牛の重さも正史三国志には描かれていませんが、

ホルスタインと言われる牛は成長すると約600~700キロになるそうです。

 

三国時代にホルスタインと呼ばれる牛がいたかどうかわかりませんが、

許褚もとてつもなく重い物を片手で引っ張る事が出来るほどの力強い人物だった事が伺えると思います。

この対決は牙門の旗よりも重い牛を引っ張った許褚に軍配を上げたいと思います

許褚「んだ~!!まずは一勝だべ!!」

典韋「次は俺の勝ちが決まっているからな。最初の勝ちは譲ってやるよ」

 

 

【典韋vs許褚】ナンバーワン対決その2:曹操を守った貢献度

曹操を守った貢献度

 

【典韋vs許褚】ナンバーワン対決その2は曹操を守った貢献度対決です。

最初は典韋から行きましょう。

典韋と言えば張繍(ちょうしゅう)の奇襲攻撃から命をかけて曹操の身を守った実績が有名でしょう

 

典韋は張繍軍から奇襲を受けると数十人の部下と共に残り、何人もの敵をバタバタとなぎ倒していきます。

そして典韋は曹操が逃げる時間を稼ぎ着ることに成功し、自らは張繍軍の兵士に殺されてしまいます。

曹操を守った実績においては抜群の貢献度を誇っていると言っていいでしょう。

では次に許褚が曹操を守った貢献度の実績を紹介しましょう。

 

 

シックスセンスを働かせ曹操の身を守る!!

許褚

 

許褚と言えば馬超(ばちょう)軍の奇襲から曹操の身を守った実績が一番有名かもしれませんが、実はもっとすごい実績があったのをご存知ですか。

それは許褚がシックスセンスを働かせて曹操を暗殺者から守った事があったのです。

 

その出来事があったのが官渡戦の時です。

許褚は曹操の側にいて常に立って暗殺者からその身を守っていました。

しかし許褚も人間なので休みの日があります。

曹操を殺害しようと考えていた暗殺者は許褚の休みの日を狙って曹操暗殺を決行。

 

許褚はその日宿舎にいましたが、胸騒ぎがして曹操の元へ向かい、曹操の側に。

暗殺者は許褚が外出していると思い込んでいるため、曹操の幕舎に入ると許褚がいてびっくりしてしまいます。

許褚は暗殺者の顔が青ざめている様子を見て、すぐに暗殺者を殺害。

こうして曹操は暗殺されることなく許褚のシックスセンスに助けられることになるのでした。

 

二人共曹操を守った貢献度においては申し分ない実績を持っていますが、

ここはやっぱり自らの命を犠牲にして曹操を守った典韋に軍配を上げたいと思います

 

典韋「だろ!!勝つのはわかりきってんだ!!

次サクッと勝って俺がナンバーワンなのを思い知らせてやるぜ」

許褚「お腹すいただ~。そろそろご飯を食べさせてくんろ~」

場違いな発言をしている許褚さんを無視して、最後の対決に移りたいと思います。

 

【典韋vs許褚】ナンバーワン対決その3:武勇比べ

馬超

 

さて最後の戦いは武勇比べです。

今回は許褚の武勇エピソードを初めに紹介しましょう。

許褚は曹操の配下として加わると数々の戦に参加しますが、

張繍討伐戦では部下と一緒に五桁の数の敵兵士を斬り殺したそうです。

また許褚は馬超と曹操が会見した時、ひと睨みで馬超をビビらせた実績を持っています。

とんでもない強さを持った許褚ですが、典韋も負けていません。

 

呂布軍撤退のきっかけを作った武勇

 

典韋は曹操の配下として許褚と同じようにいくつもの戦を経験しています。

その中でも典韋は曹操を逃がすため、

部下と共に張繍軍の軍勢と戦った時はかなりの兵士達を一人で倒しています。

また典韋の武勇は兗州奪回戦の時にも発揮。

曹操は呂布(りょふ)に奪われた兗州を奪い返すため、何度も激しい戦いを繰り広げます。

 

ある戦いでは朝から始まった戦が曹操軍と呂布軍の実力が拮抗していたため、決着がつかないことがありました。

典韋は上記の戦に加わっており、曹操がこの戦に終止符をうつべく募集した決死隊に参加。

典韋は数十人の部下を引き連れて激戦地に投入されます。

 

そしてこの激戦地で典韋は大声を挙げて呂布軍へ突撃をかけ敵兵をバタバタとなぎ倒していきます。

呂布軍は典韋の鬼神の如き働きを見てビビってしまい、呂布も典韋の凄まじい強さをみて軍勢を撤退。

 

こうして曹操軍は典韋の働きによって呂布軍を退かせることに成功するのでした。

さて第三回戦は許褚、典韋両者共に凄まじい働きをしており、甲乙つけがたい実績を持っています。

そのためこの第三回戦はdrawにしたいと思います。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

さて黒田レン企画【曹操護衛隊隊長のナンバーワン対決!!】結果は・・・・。

引き分けとしたいと思います。

 

典韋「おい!!ふざけんなよ。勝手に企画して決着つけないなんてありか!!」

典韋が暴れ始めます。

しかし許褚は「腹一杯になったから元気になったぞ!!ん~おいは眠いから帰るぞ~」と言って帰る始末。

収拾がつかなくなると困るので今回はここでお開きにさせていただきます。

それではみなさん第二回対決の日までさようならよ~!!

 

関連記事:許褚はどんな顔をしていたの?三国志のそもそも論

関連記事:許褚(きょちょ)ってどんな人?曹操のボディーガードとして自ら語る

 

赤壁の戦い

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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