張郃は不死身のゾンビ将軍だった!?


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

三国志ライター黒田レン

 

皆さんはバイオハザードの映画を見たことがありますか。

レンは今まで見たことがなかったので最近見始めたのですが、かなり面白いですね。

 

原作はゲームだったのですが、一度もやったことがなくどのようなストーリかわかりません。

しかしゾンビが大量に発生する映画なのは映画を見る前から知っていました。

まだ全部映画を見ていませんが、ゾンビがとてつもなく強く、不死身の生命力を持った生物だったのが印象的でした。

 

さてバイオハザードに登場するゾンビ級の将軍が魏にいるのを知っていますか。

その武将の名を張郃(ちょうこう)と言います。

彼は魏の名将として活躍した将軍ですが、吉川英治(よしかわえいじ)さんの作品「三国志」では二度の致命傷を負いながら死なず、

三度目にやっと死んだゾンビのような生命力をもっているのです。

そこで今回はバイオハザードに出てくるゾンビのような生命力を持った張郃がどのような場面で死ぬのか。

そして三度も彼が死んでいるのか紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:張郃(ちょうこう)ってどんな人?3度も死にそうになるが、何度も甦った魏の猛将

関連記事:張郃と顔良強いのは一体どっちだ?

 


 

吉川英治三国志の不死鳥・張郃【一度目の死】

不死鳥・張郃

 

吉川英治の三国志では三回も死んでいる張郃。

一回目は官渡の戦いが終わった後の出来事です。

張郃は軍勢を率いて劉備軍と戦った時の事です。

 

吉川三国志によると張郃は劉備(りゅうび)軍の名将・趙雲(ちょううん)関羽(かんう)の軍勢に攻撃されて撃破されてしまったようです。

吉川三国志の表現では「張郃は趙雲と関羽の軍勢に(ほふ)られた」と表現されています。

 

屠るをPCで調べてみると「命を奪う」との意味がありますが、他にも「敵を打ち負かす」との意味もあり、ここでの張郃は趙雲と関羽の軍勢に

打ち負かされたと解釈するべきかもしれません。

ですからここでは亡くなっていないと解釈するのがベストでしょう。

 


 

吉川英治三国志の不死鳥・張郃【二度目の死】

張飛

 

さて二度目は長阪での戦いです。

劉備軍は河北を統一した曹操(そうそう)軍の大軍から逃亡。

しかし劉備軍は曹操軍の急追撃を避けることができずに長坂で曹操軍の攻撃を受けてしまいます。

 

張郃はこの時劉備軍追撃の作戦に参加。

張郃は趙雲を発見すると趙雲に一撃を加えます。

しかし趙雲は張郃の一撃を防ぎ、渾身の一撃を張郃へお見舞いします。

すると張郃は肩から斬られ、彼が乗っていた馬も一撃で半分にされてしまいます

 

この時張郃は大量出血するシーンが描かれており、普通に考えれば亡くなったと考えるのが妥当ですが、

亡くなったとは断言されていないので助かったのでしょう(結構無理やりな気がするのですが)。

張郃は奇跡的に趙雲の一撃をくらっても生き延びる事になります。

 

【魏のマイナー武将列伝】
魏のマイナー武将列伝


 

吉川英治三国志の不死鳥・張郃【三度目の死】

吉川英治三国志の不死鳥・張郃【三度目の死】

張郃三度目の死は孔明(こうめい)の北伐戦の時です。

この時張郃は上司・司馬懿(しばい)の命令に従って退却する蜀軍を追撃。

 

しかし孔明は追撃してきた張郃を火計の罠を張っていた地点へ誘い込みそのまま彼を焼き殺してしまうのでした。

張郃は火に弱かったらしくこの孔明が仕掛けた火計の罠によって亡くなってしまうのでした。

吉川三国志では張郃は二度致命傷を負いながらも復活し、戦場を駆け回っていましたが、三度目の火計によって亡くなってしまうのでした。

もし張郃が火計にも耐えられたら、完全にゾンビであり、歴史小説じゃなくなり、ゾンビと化した張郃を打ち倒す物語になってしまいますので、

張郃が死んでレンは少しほっとしました。


  

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

吉川三国志では何度も蘇った張郃ですが、史実の正史三国志でも張郃は不死身だったのでしょうか。

正史三国志の作者・陳寿(ちんじゅ)は流石に張郃を不死身のゾンビ将軍として扱うことなく、普通の人間として描いています。

そのため吉川三国志のように何度も死んで復活することなく、一度でちゃんと亡くなっていますので安心してください。

 

参考文献 【青空文庫 三国志 吉川英治著】など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:張郃は袁紹の疑心暗鬼の犠牲者だった!?

関連記事:【蜀軍キラー】劉備・孔明を恐れさせた張郃の対蜀戦での戦歴

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

古代中国の暮らし図鑑  

 


 

関連記事

  1. 劉備の黒歴史
  2. ホウ徳(龐徳)
  3. 法正
  4. 張遼の猛攻に泣きながら逃げる孫権
  5. 野望が膨らむ鍾会
  6. 三国志時代の牢獄

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA



はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

“ながら三国志音声コンテンツ"

“if三国志"

“つながるはじめての三国志"

“赤壁の戦い"

袁術祭り

春秋戦国時代

PAGE TOP