キングダム594話では、いよいよ待ちに待った羌瘣が登場しました。
ところが、弟、徐林を信に殺害され逆切れした徐肖がマドハンドのように集めてきた土雀に完全包囲された趙峩龍本陣からは、
さしもの羌瘣も脱出して切り抜ける事が出来ないと判断、そこで、羌瘣は留まり趙峩龍軍の精鋭を殲滅する事を決断しました。
それはつまり、キングダム定番の羌瘣が巫舞で極限まで敵を斬る作戦ですが、今回の戦いの後に羌瘣と信の関係は
いよいよウヒョ!な一線を超えるかも知れません。
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この記事の目次
キングダム595話ネタバレ予想 どうして羌瘣は必死になるの?
飛信隊の中で一番、自己犠牲の精神が強いキャラクターは羌瘣です。
龐煖襲撃や、山陽攻略戦での介子坊の軍勢500人を一人で全滅させたシーン
今回の鄴攻略戦でも、飛信隊を蹂躙しようとする堯雲軍に対して自分が囮になる形で強襲を回避したりしています。
羌瘣は確かに強いのですが、巫舞というのは非常に体力と精神力を使いリミッターが切れてしまうと呼吸困難で抵抗もできなくなります。
非常に危険な事なんですが、そこまでして羌瘣が戦うのは何故でしょう?
それは何よりも、飛信隊が自分の居場所であるという事と、飛信隊の副長として隊員一人一人を守らねばならないという責任感です。
元々、天涯孤独で姉と慕った羌象にも死なれた羌瘣には、自分を仲間として暖かく受け入れてくれた飛信隊だけが帰る事が出来る
唯一のホームなのです。
キングダム595話ネタバレ予想 信は羌瘣に愛情を持っている
一方で信の方は羌瘣の事をどう思っているのでしょう。
簡単に言うと、頼もしく思うと同時に非常に危なっかしい存在と考えています。
今回にしても、羌瘣が一人で土雀隊を斬りまくっている時にも、「もういい、やめろ」と止めに入ろうとしています。
それは、飛信隊の仲間の一員として心配しているのもモチロンですが、気がつかない間に一人の女性として気遣っているようです。
それというのも、羌瘣と信は以前に負傷した時テントの中でとはいえ、お互いの意志で手を繋ぎ合っています。
そんな事を言い出せば、河了貂とはキスを済ませているじゃないかという話ですがあれは、双方の意志ではなく全くの不可抗力でした。
手を繋ぐ、などというのは小学生か!と思う微笑ましい行為に見えますが、戦いで負傷し、疲労困憊の中で安らぎを求めあうように
手を繋いだというのは、お互いを大事な存在だと認めている何よりの証でしょう。
ハッキリ言って心理的には体を許しているのと同じだと思います!
キングダム595話ネタバレ予想 鄴攻略戦の後 信と羌瘣は契る
今回の趙峩龍本陣での激闘でも、徐肖は密かに羌瘣を殺ると息巻いています。
それが成功するとは思いませんが、いつものように羌瘣のリミッターが切れハアハアゼエゼエになるのは、もうお約束だと思います。
そこをすかさず信がフォローして徐肖を斬り捨てて羌瘣を救い、定番の羌瘣を抱きしめる鉄板の場面が再び登場するものと思います。
その時に、二人の心の中に激しい恋愛の炎が燃え上がるのです。
そして、鄴攻略戦の後の幕間のどこかの場面で、二人が男女として一線を越えるシーンが描かれると思います。
まさか少年漫画テイストが強いキングダムで、そんなムフフシーンが!と思われるかも知れませんが
少し前には、呂不韋と太后のベッドシーンもありました。
ヤングジャンプは青年誌ですから、ウヒョ!の表現は問題なしです。
何が言いたいのかと言うと、今回の羌瘣の巫舞は、信と羌瘣が男女の関係になる前の決定的な伏線になるという事です。
キングダム595話ネタバレ予想 河了貂はどうなるの?
河了貂も、祖父を失ってから天涯孤独で信が身内のようなものです。
羌瘣と秦王政と壁を含めた5人で何度も窮地を乗り越えてきた間柄ですからこの5人を含めて家族のような気持ちかも知れません。
それだけに羌瘣が信とくっついたらショックは大きいかも知れません。
しかし、キングダムの原案では、河了貂は信の妹設定だったそうです。
実際に信も河了貂は俺の妹だと思っていると告白していますよね?
この漫画のプロトタイプが残っていると考えると信と羌瘣が結ばれても、河了貂の中では矛盾なく、信とは兄弟として、
それまでの関係を維持できるのではないでしょうか?
それともう一つ、河了貂は、一人でも生きていける強い子です。
また軍師として歴史に名を残したいというキャリアウーマンな面があり、仕事を恋人として頑張っていけるでしょう。
いつでも心に孤独を背負っている羌瘣とは、そこが大きく違います。
キングダム595話ネタバレ予想 羌瘣は信と結婚して即引退?
では、信と結ばれた羌瘣は結婚して終わりなのでしょうか?それは違うと思います。
史実で羌瘣が史実から消えるのは、紀元前228年であり、キングダム時間の紀元前236年から見ると後8年程あります。
またいくら結婚したからと言って、いきなり羌瘣引退となると、
「まだ活躍できるのに羌瘣が女性だから家庭に押し込めてしまうのか!」
とファンのみならず色々な方面から批判が出る可能性もあります。
ですので、信と結婚した後は、夫婦で将軍として戦場に立ち、頃合いを見て、羌瘣が信の子供を宿した事が分かった時点で
飛信隊の皆に祝福されながら寿フェードアウトが一番自然ではないかと考えます。
流石に大きなお腹を抱えて陣頭指揮は取れませんからね。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
羌瘣がどうして、飛信隊のピンチの度に無理をして身を挺してしまうのか?それは信の役に立ちたいという一心からです。
この点に、さすがに鈍感な信も気づきつつあり、今回の趙峩龍本陣を切り抜ける過程で確信に変わるだろうと思います。
そして、信と羌瘣が夫婦になっても、元々身内という関係である河了貂との関係は切れず自分の身内同士が結婚したという認識で
関係は続いていくのです。
なんにしてもこのような三角関係では、くっついた二人に対してあぶれた一人はそれまでの恋人という関係性を友人にシフトして続いていくか、
全く拒絶して、その場を去るかの二つに一つしかありません。
キングダムという漫画の性質上、軍師である河了貂が飛信隊を去るという可能性は少ないので、信と羌瘣を祝福した上で
身内、友人としてこれまで通りに付き合うという展開がベストでしょう。
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