キングダム最新626話ネタバレ「残酷な現実」レビュー考察

2019年12月19日


 

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ホウ煖(龐煖)

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、前話では無想転生(むそうてんせい)の力を借りて、ついに龐煖(ほうけん)に膝をつかせた信ですが、いくら龐煖に個人の武しかなくても十七年も前に武を極めた男を簡単に倒す事は出来ません。それでも何かに()りつかれたかのように、起き上がり、矛を龐煖にぶつけつづける信ですが、精神に限界はなくても肉体に限界が近づき、このまま行くと龐煖を倒すと同時に命の炎が燃え尽きる危険が出てきました。

個人の武の体現者対、集団の武の体現者の戦い、一体どうなるのか?早速レビューしてみましょう。

 

※この記事はキングダム626話のネタバレが含まれる記事ですのでご注意ください。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム最新626話ネタバレ「お前の攻撃なんか全然効かんもんねー」

ボロボロになりながらも戦う信

 

信の激しい一撃で龐煖が初めて地面に膝をつきました。一方の信の周りに、なんかウィザードリィのポルターガイストのような火球がちらついています。ここで、信はブツブツと何かつぶやきます。どうやら、この火球は王騎や尾到(びとう)や漂や麃公(ひょうこう)の魂であるようです。これはコワイ!今まで龐煖にしか見えていないと思っていた無想転生キャラですが、どうやら本気で背後霊のようです。やはり、龐煖は本気でお化けを怖がっていたようですね。

矛を持った信

 

信「龐煖の攻撃は痛みこそあれ、重さはなァァいーー!何故なら、アイツは自分一人で戦っているからドアーーッ!!(さい)で戦った時から、ぜんぜん変わってないもんねーー!」

 

イッちゃったハイテンションで両手を広げた信が龐煖に向かって、雄叫びをあげ一度王騎の矛を振り下ろそうとします。しかし、ここで白目モードの龐煖発動、全力の一撃が信に炸裂します。情けなくも、その場で両膝をつき生まれたての小鹿のようにピクピクしてしまう信でした。

 

龐煖「黙れ!何度も何度も、何度も、その人と人を縛り付ける鎖こそが人間を不幸にする。その暗き因縁の鎖を断ち切るものこそが我の刃だ!ワレブ以下略」

 

ブチ切れた龐煖が饒舌にしゃべります。集vs個、まさに水と油ですね。

 

キングダム最新626話ネタバレ「またしても李牧がウザい解説を開始」

李牧

 

ここで、とくにやる事がない李牧が、再び、龐煖の解説を開始します。

 

「龐煖が武神であれば、十七年前に王騎を両断し、合従軍の時に麃公に腕を折られる事もない、胡漸(こぜん)のじいさんに足を貫かれる事もなかった。武の極みに立ちながら、その矛盾に龐煖は気づかない。だから、麃公は阿呆(あほう)と言った。」

 

李牧、今度は龐煖をけちょんけちょんです。

kawauso

 

つまり、その矛盾こそが龐煖がつきつけられた答え、人を上の存在に引き上げるべく超越者になろうと奮闘する龐煖がまさに人の力を体現する者達に勝てぬという真実は、誰がどうあがこうが、人は人以外に成れないという天からの残酷な答えだと言うのです。

 

身も蓋もない事を言う李牧、今回は龐煖をハッキリとアホと言い切りました。

それに対し、カイネが、じゃあワレブは負けるのか?と李牧に問いますが、李牧はそこまでは言ってないといいます。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム最新626話ネタバレ「やばいって!信の目と耳から血が!」

 

信は再び立ち上がり、ルラアアアアっとばかりに龐煖と再び、矛の打ち合いが始まります。龐煖は一切、容赦する様子がありません、さらなる一撃が信を襲い、またしても信がペタンと地面に座り込みます。

ところが、今度は様子がおかしいです。プッツンしたように目と耳から大量出血。フワッと立ち上がると強烈な一撃を龐煖に叩き込み再び龐煖は膝をつきます。ルアアアアアアアアアーー!!さらに息をつく暇もない信の攻撃ですが、次の瞬間、糸が切れたようにパタッと倒れてしまいます。

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このタイミングで尾平(びへい)に抱えられていた羌瘣(きょうかい)が目を()まします。そして信の姿を見てゾクッとします。信の周囲にぼんやりと影のようなものがつきまとっているのです。ゾクッとしているという事は、これは信の霊魂か、あるいは命のエネルギーが潰えようとしている予兆なのでしょう。

羌瘣

 

同じ頃、河了貂(かりょうてん)もいやな胸騒ぎを覚え、那貴(なき)に頼んで信の近くまで連れて行ってくれと頼みます。どうやら、先ほどの一撃で完全にプッツンして意識がない様子の信、焦点が合わない感じの危険な表情で龐煖と対峙しました。

 

李牧はカイネに言います。

「信も王騎も、武神龐煖を否定する為に、その前に出現しました。しかし、いずれも奮闘しながらも龐煖の刃の前に倒れています」

 

煽り:はい、出ました!キングダム名物、実質状況が先週から動いてないよパターン。

kawausoが10代の頃、ドラゴンボールのアニメが漫画の進行の遅さのせいで、クリリンのドアップで3分とか、舞空術で悟空が宙空に浮いたまま、30分とか、あの系統のイライラを感じてなりません。今年度中に龐煖には死んでもらい、すっきりした気持ちで2020年を迎えたいですね!また来週!!

 

キングダム627話kawauso大予想

君主論18 kawausoさん

 

李牧のコメントを見ると、実は龐煖も自分が個人の武だけでは勝つ事が出来ないと薄々知っている可能性が感じられます。しかし、知ったところで龐煖にも後戻りはできません。そら、そうでしょう。それを認めたら、これまでの殺戮の嵐は、人類救済でも何でもない、ただの人殺しだった事を認める事にしかなりません。

 

実は天の答えを知りながら受け入れられず、知らないフリして信と戦い続ける龐煖、いくらなんでもバカ過ぎます。これは、とても信が何とか出来る事ではないので、王翦得意の四方八方からの弩攻撃で、イヨマンテよろしく仕留めて欲しいものです。

いよいよ、自分が確実に死ぬと悟らない限り、龐煖の不毛な旅はおわらないでしょう。ここで何者かの手で強引に過ちだらけの人生に引導を与える事が天が与える慈悲なんじゃないかと思います。

 

追記:キングダム627話が発売されました。龐煖は、幾らやっても倒れない信に狼狽(ろうばい)してバカの一つ覚えのブッ叩くを繰り返すただのポンコツに()していました。そして、最終局面でついに王騎の矛が龐煖の矛の刃を叩き折り、信の一撃が龐煖を・・

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キングダム最新627話ネタバレ「道の行方」レビュー考察

 

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kawauso編集長です。 はじ三の中の人です。 様々なトピックを立てますが 盛り上がらない時には ごめんね。 大体、咬まないので 気軽にからんでもらえると 嬉しいです。

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