麒麟がくる第14話 感想あらすじ「聖徳寺の会見」麒麟がきた

2020年4月21日


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麒麟がくる第14話(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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麒麟がくる第14話 感想あらすじ「村木砦の戦い」

炎上する城a(モブ)

 

さて、三河を手中に収めた今川義元は日本一の陶器産業の拠点であった知多半島にある織田の緒川城を攻め落とすべくその北側に村木砦という付け城を築きます。

今川軍の侵攻に対し、緒川城から那古野城の信長に援軍の要請が来ますが、織田家は、織田彦五郎との内紛もあり、重臣に動く余裕がありません。そこで、信長自身が緒川城の救援に向かう事としその間ガラ空きになる那古野城を利政に守ってもらうように美濃に使いを出しました。

戦国時代の合戦シーン(兵士モブ用)

 

すでに、聖徳寺の会見で信長に惚れこんでいた斎藤利政は即座に援軍要請に応じますが、ここで、息子の斎藤高政と国衆の代表の稲葉良通(いなばよしみち)が乗り込んできて、尾張のうつけの肩を持ち、今川と事を構えるおつもりか?と文句を言ってきました。

斎藤道三に対して不満を抱く息子の斎藤義龍

 

それに対し利政は怖い顔をして、お前は信長を見たか?本当にうつけだと思ったか?あれは大した器だ。気を付けねばお前達も信長にひれ伏すぞと脅します。

「それほどまでに信長に惚れましたかっ!」

自分は認めないくせに、婿の信長には全幅の信頼を置く父、利政にジェラシー全開の高政。

鎧兜姿の斎藤道三

 

「ああ、惚れた!!」低く甘い声で言い放つ利政

 

結局利政は、援軍に反対する高政や国衆の稲葉良通、そして、援軍を出すと今川ばかりか、織田彦五郎や尾張守護まで敵に回すので反対という十兵衛に対してブチ切れ那古野城に援軍を出す事を押し切りました。

十兵衛の叔父の明智光安は安藤守就等と共に1000名の手勢で那古野城に詰め、織田彦五郎を警戒、利政は十兵衛に信長の戦を見てこいと命じます。

火縄銃を撃つ侍(鉄砲)

 

村木砦で信長は大量の鉄砲を集中的に使い、今川軍の守備兵に動揺を与え、信長に忠誠を尽くす小姓組の多大な犠牲の末に村木砦を落とし今川の野望を頓挫させます。十兵衛は、ここで鉄砲を主力とした新しい合戦の形を見て目を見開きました。

幕末 魏呉蜀 書物

 

戦には勝ったものの、激戦で大勢の部下を失った信長は戦死した小姓たちの為に涙を流しました。これは、信長公記にも記載されている信長の意外な一面です。

 

麒麟がくる第十四回 感想あらすじ「深芳野の死」

 

同じ頃、美濃では大きな事件が起きていました。

斎藤高政の生母である深芳野(みよしの)が、館で酒宴を開いている途中に姿をくらまし、川の傍で死体になって発見されたのです。どうも自殺とみられ、我が子の高政が斎藤家の家督を継げないかも知れない事を悲観して入水した模様です。

内容に納得がいかないkawauso様

 

可哀想な事です。深芳野は容姿があるだけの全く普通の女性でした。

正室の小見(おみ)の方を攻撃して無理にでも家督(かとく)を引っ張ってこようとせず利政がいつか息子に家督を継がせてくれると信じていたのでしょう。しかし、最近は息子と夫がいがみ合い家督も遠のいた事を気に病んだと考えられます。

幕末 臨終のシーン 亡くなる(死)モブ

 

冷たくなった深芳野に利政は、普段からは信じられない程に落胆します。高政は、そんな利政に母上を愛さず籠の鳥とし慰み者にしたと恨み言を吐きます。「違う!それは違う」と強く否定する利政に、高政は

「ならば、母上の願いを叶えると誓え!私に守護代斎藤家の家督を譲るのだ」と詰め寄りました。利政は、力なく分かったと呟きました。

 

麒麟がきた ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

時代は容赦なく動いていきます。ライバルの信秀が死に、婿の信長が台頭し、そして愛妾の深芳野は自殺してしまう。

油売りの息子として、欲しいものは容赦なく奪ってきた利政も自分が奪った分だけ失った取り返しがつかないものがあると気が付きます。観念して高政に家督を譲る事にした利政、しかし、この決断がマムシの父子に決定的な破局をもたらす事に美濃の人々は誰も気が付きませんでした。

来週の麒麟がくるは、第15回道三、わが父に(あら)ずです。楽しみですねー!

 

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麒麟が来る 第十四回 無料ネタバレ動画 5分まとめ

 

 

 

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