姜維の北伐をビジュアル解説!

2020年10月30日


 

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ハロウィン雑談 告知サムネ

 

はじめての三国志をご覧の皆様こんばんは!編集長のkawausoです。いよいよ明日の23:00は第4回を数えるハロウィンのオンライン雑談です。ぱちぱちぱち!

 

ハロウィンと言えば、仮装と言う事でkawausoも黄色のターバンを白に変えて月光仮面に扮します。チャットなので姿は見えませんけど…

 

 

それは、そうとして、kawausoは大事な事を忘れておりました!

 

北伐したくてたまらない姜維

 

テーマは北伐を繰り返した姜維なのに、姜維の北伐に詳しくない読者ちゃんを置いてけぼりだったのです。

そこで、急いで六度にも渡る姜維の北伐をビジュアルで表現してみました。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第一次北伐

 

 

これが栄えある姜維の第一次北伐です。

 

軍会議で的確に作戦指示を出す陳泰

 

漢中から故郷の天水を通り、南安を攻めますが、魏の陳泰の援軍が洛門に迫ったので、退却しました。

 

第二次北伐

 

 

第二次北伐です。六回を数えた北伐では一番成功した部類に入ります。

 

姜維

 

ここでは、魏から援軍が来なかったので、スムーズに行った感じですね。

 

北伐の真実に迫る

北伐

 

第三次北伐

 

 

第三次北伐では盟友、夏侯覇(かこうは)と共に、再度狄道を攻めて、雍州刺史の王経(おうけい)を野戦で破り城を包囲します。

 

自信のある夏侯覇

 

しかし、今回は陳泰が救援に駆け付けたので、鍾題まで引き上げました。

 

第四次北伐

 

 

第四次北伐は、漢中の鎮南将軍胡済と連絡を取り、上邽で合流する予定でしたが、胡済が合流できない大チョンボ。

 

姜維と鄧艾

 

作戦そのものも魏の鄧艾(とうがい)に読まれており、数万の兵士を失うボロ負けを喫します。段谷の戦いです。この敗戦は、司馬昭(しばしょう)が、そろそろ蜀を滅ぼしてもいいかなと決意する判断材料になりました。

 

第五次北伐

 

 

第五次北伐は魏の諸葛誕の反乱に連動して起こされました。

 

諸葛誕

 

魏は、諸葛誕の反乱鎮圧に兵力を裂き、長城には穀物は豊富なものの守備兵は少なく兵士は恐れ慄いていましたが、司馬望は毅然とした態度で城を守り、鄧艾も隴右から戻って持久戦に突入します。結局、諸葛誕の反乱が鎮圧された事で姜維は引き上げました。

 

第六次北伐

 

 

姜維最後の北伐ですが、特に激戦だったわけでもなく、漢中から侯和まで進軍して、そこで苦手な鄧艾に敗北。

 

姜維

 

しかし、戦争ばかりで成都に政治的なパイプがない姜維には、日に日にアンチが増大し、成都に還れば命も危ういので、沓中(とうちゅう)に留まる事になりました。

 

まとめ

朝まで三国志2017-77 kawauso

 

以上、ざっくりとした姜維の北伐について、ビジュアルで解説してみました。姜維が率いる北伐軍は数万人で、諸葛亮のような10万単位の兵力は望むべくもなく、局地的な勝利を重ねても、段谷で一度にひっくり返されるなどしんどい状態でした。

 

そんな姜維の北伐をどう思いますか?あしたのオンライン雑談が楽しみです。

 

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姜維特集

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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