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この記事の目次
キングダム660話ネタバレ「首をはねろ」
寿胡王は、満羽の悲劇を通して人間の愚かさに絶望しましたが、再び変化の兆しを見せ始めた満羽が悲劇の先に何かを見出す事を願うと呟きます。
人の愚かさの先に何かがあることを願いたいというわけです。
そして、学者気取りが過ぎたなと自嘲すると、騰の前に首を差し出しました。
「さあ、もういいぞ首をはねろ、満羽の事は語った、結末を見届けるのはお前達に任せる」
煽り:長い長い、満羽語りの末に、自分の首をはねよと差し出した寿胡王。
これに対し、騰はどうするのか?多分、首をはねないとは思うけどね。以下次号
キングダム661話ネタバレ予想
今回は、kawasuo好みの深い話でとても良かったです。
私も含め、人間は己惚れていて臆病で不勉強でワガママで、強いものを恐れ権力者にへつらい、弱い者を見下し、そのくせ自分より僅かでも成功した者を憎み、そいつが破滅する事を心の底で願っています。人は性悪説で捉えたほうがしっくりきます。
それでも、そんな愚かな人間が、ある面では弱い者同士、肩を寄せ合い懸命に生の営みを続けたからこそ、私達が生きていられる事も事実です。
満羽は、守って来た民に裏切られ壊れましたが、民衆にだって葛藤はあった筈ですし、あったと信じたいです。生きる為に敢えて正しくない決断をする、それは人生には往々にある事だからです。
考えれば考えるだけ、善悪の線引きは曖昧で、分ける事も無意味です。今回の一件で寿胡王については、とても気に入りました。
どうか、騰に首をはねられずに生き残って満羽が変わるのを見届けて欲しいです。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
一連の騒動で作者の心境に変化があったのか、それとも、元々、こういう展開だったのか?
kawausoには知るべくもありませんが、今回はとても深い善い話でした。
次回の確定本バレが届きました!(2020年11月19日追記)
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