キングダム660話ネタバレ「満羽が虚無に落ちた理由が判明!」レビュー考察

2020年11月12日


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キングダム660話ネタバレ(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム660話ネタバレ「首をはねろ」

高順が呂布に疎んじられた理由07 高順

 

寿胡王は、満羽の悲劇を通して人間の愚かさに絶望しましたが、再び変化の兆しを見せ始めた満羽が悲劇の先に何かを見出す事を願うと呟きます。

人の愚かさの先に何かがあることを願いたいというわけです。

 

そして、学者気取りが過ぎたなと自嘲すると、騰の前に首を差し出しました。

「さあ、もういいぞ首をはねろ、満羽の事は語った、結末を見届けるのはお前達に任せる」

 

煽り:長い長い、満羽語りの末に、自分の首をはねよと差し出した寿胡

これに対し、騰はどうするのか?多分、首をはねないとは思うけどね。以下次号

 

キングダム661話ネタバレ予想

内容に納得がいかないkawauso様

 

今回は、kawasuo好みの深い話でとても良かったです。

私も含め、人間は己惚(うぬぼ)れていて臆病で不勉強でワガママで、強いものを恐れ権力者にへつらい、弱い者を見下し、そのくせ自分より僅かでも成功した者を憎み、そいつが破滅する事を心の底で願っています。人は性悪説で捉えたほうがしっくりきます。

それでも、そんな愚かな人間が、ある面では弱い者同士、肩を寄せ合い懸命に生の営みを続けたからこそ、私達が生きていられる事も事実です。

 

満羽は、守って来た民に裏切られ壊れましたが、民衆にだって葛藤はあった筈ですし、あったと信じたいです。生きる為に敢えて正しくない決断をする、それは人生には往々にある事だからです。

考えれば考えるだけ、善悪の線引きは曖昧で、分ける事も無意味です。今回の一件で寿胡王については、とても気に入りました。

どうか、騰に首をはねられずに生き残って満羽が変わるのを見届けて欲しいです。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

一連の騒動で作者の心境に変化があったのか、それとも、元々、こういう展開だったのか?

kawausoには知るべくもありませんが、今回はとても深い善い話でした。

 

次回の確定本バレが届きました!(2020年11月19日追記)

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・キングダム661話ネタバレ「利有り」レビュー考察

 

 

前回記事:キングダム659話ネタバレ「次会う日まで」レビュー考察

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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