キングダム662話ネタバレ予想「桓騎と李信が再び組む邯鄲挟撃」

2020年11月21日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし内容に納得がいかないkawauso様

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム、いよいよ月知平原での戦いは終わりました。どうも、什虎編はキングダムでは幕間と呼ばれるタイプの短編のようです。

 

さて、戦いも終わった所で再びの邯鄲攻めがどうなるか考えてみますね。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム662話ネタバレ予想「挟撃作戦」

昌平君

 

少し、月知平原の戦いの目的をおさらいしてみましょう。総力を挙げて邯鄲を攻めていた秦軍ですが、趙は精鋭の王都軍や守備では守護神の異名を取る扈輒(こちょう)に阻まれてニッチもサッチもいきませんでした。

 

そこで、秦の頭脳である昌平君は考えます。密かに魏と結んで黄河を南に渡り魏の領地を通過し、再度黄河を北上すれば趙の守りが手薄な邯鄲の東側に出る事が可能だと…

 

「魏」の旗を持った兵士

 

しかし、趙と連帯し秦を憎む魏が、自分の得にもならない事に協力するわけもない。そこで魏が喉から手がでるほどに欲しい要衝の什虎城を共同で攻めて陥落させ、それを魏に渡すという条件で同盟を締結しました。

 

今、什虎城は魏の手の中に落ち、魏は勢力拡大の足掛かりを得ました。同時に秦は、魏の領土を通過して邯鄲の背後に回れるようになったのです。

 

キングダム662話ネタバレ予想「回り込み部隊は飛信隊と桓騎軍」

 

すでに趙は魏が秦と同盟を締結した事や期限が3年間である事を承知したはずです。そして、魏はその見返りに什虎城を得たという事も分るでしょう。でも、秦の見返りまでは予想できないかも知れません。

 

秦軍が魏の領地を通過して、邯鄲の背後に回り込むという所までは趙の王都は察知できていないとしましょう。この場合、秦では昌平君の命令で、趙に気づかれないように兵力の抽出が行われ、飛信隊と桓騎軍が秘密裡に引き抜かれると考えます。

 

理由は面白いからです。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム662話ネタバレ予想「保有する兵力は1万人」

兵士 朝まで三国志

 

本来の兵力は飛信隊が15000、桓騎軍が50000で合計すると65000になります。しかし、それだけの兵力をごっそり引き抜いたら、趙が異変に気付くリスクが出てきますし、趙の兵力が秦を上回り、戦線が逆に押し戻されるかもしれません。

 

その辺りを考えるとギリギリバレない兵力の抽出は1万人くらいではないでしょうか?わずかに1万の兵力を二分して呉越同舟の飛信隊と桓騎軍は、隠密行軍を開始するのです。

 

キングダム662話ネタバレ予想「村を焼き払う桓騎」

 

 

飛信隊と桓騎軍は、首尾よく戦線を離脱して後退し、船に乗って黄河を南に渡り、魏の領地から隠密行動をとりながら、西に向かい移動し、邯鄲の長城を迂回して、今度は黄河を北に渡り、邯鄲の背後に回り込みます。

 

ここから桓騎は、東側に結集する趙軍を苛立たせる為に、村々を焼き払い、残酷な刑罰で庶民を処刑していくと考えます。

 

炎上する城a(モブ)

 

次々と城を蹂躙される様子に、西側の趙兵は、一刻も早く東側に兵力を展開する事を求めますが、例により邯鄲を落とされる事を恐れた郭開が、東の城を救う事に兵を割く事はまかりならぬと放置プレイに出ます。

 

気分よく略奪と放火を繰り返す桓騎に対し、飛信隊の不満と怒りは大きくなっていきました。

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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