こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
民間伝承では貂蝉は不細工
話をひっくりかえすようですが、中国の民間伝承には、貂蝉は不細工だったという話もあります。
それによると王允は不細工な貂蝉を何とかする為に、スーパードクターの華佗に相談。すると華佗は大昔の絶世の美女、西施の首を探してきて、貂蝉の首と取り替えました。
しかし、貂蝉は気も弱く、呂布と董卓の前にも出れないので、王允が再び華佗と相談。華佗は、今度は始皇帝暗殺を試みて失敗して殺された荊軻の肝を探し出して、貂蝉と取り替え、やっと連環の計に成功したそうです。
もしかして福田監督は、この民間伝承を貂蝉のキャラクターに取り入れたんでしょうか?
どなたか監督のお知り合いの方、聞いてみて下さい。
関連記事:荊軻(けいか)とはどんな人?伝説の暗殺一家ゾルディック家もびっくり!秦王政を暗殺しようとした男
関連記事:五禽戯(ごきんぎ)とは何?華陀が生み出した元祖ラジオ体操が凄すぎる!
『新解釈・三國志』貂蝉の見どころ
絶世の美女かどうかと問われると即答できませんが、キレッキレのダンスを披露する貂蝉役の渡辺直美は、間違いなく魅力的で映画に華を添えてくれること間違いありません。
そして、華以上に、私達を爆笑の渦に巻き込むのではないかとkawausoは思います。
関連記事:呂布が愛した人妻って?貂蝉のモデルとなった正史三国志の侍女とは?
関連記事:中国古代四大美人のひとり貂蝉はどうやって生まれたの?