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キングダム676話休載SP「桓騎と王翦は今回もグルで扈輒を討つ!」


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キングダム676話(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム676話休載SP「扈輒の視点」

 

実際には5人しかいないとはいえ、六大将軍の復活は扈輒にも脅威でしょう。

これまでとは違い、前面の秦の大将軍は、その場で自分が決断した事を咸陽に伺いを立てずに実行できるのです。

兵力では趙軍が上回るとはいえ、独立して動く3つの龍の頭は連動されると厄介。

そうだとすると、早い段階で1つ、1つ、頭を叩き潰す作戦に出ても不思議はありません。

内容に納得がいかないkawauso様

 

しかし、1つを始末している間に残りの2つの牽制を受けては困るので、3つの中の1つが突出して趙の防御陣に近づく事を

待っていたと考えられます。

15万の大軍で迅速に桓騎軍を押しつぶし、すぐに元の地点に戻るという時間差攻撃が、現在、扈輒が考えている事でしょう。

ところが王翦は、扈輒の心理の裏をかいたわけです。

 

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キングダム676話休載SP「王翦軍が桓騎軍を放置して邯鄲へ進撃」

馬で高速移動する王翦

 

扈輒の15万が桓騎軍本陣を襲った時、中央にいる王翦軍は桓騎軍を救援するのではなく、

そのまま、武城と平陽城に直進するとしたらどうでしょう?

扈輒は、放置する事が出来ず、一刻も早く桓騎軍を踏みつぶそうとしますが、

このタイミングで、影丘を抜けた玉鳳軍と飛信隊が扈輒軍の側面を突き、扈輒は桓騎軍撃滅を諦めて、後退を開始します。

 

しかし、そこで王翦軍は反転、扈輒軍の前面に立ち塞がります。

三国志のモブ 反乱

 

扈輒は王翦と桓騎の両軍に挟まれる形になりハッキリと悟りました。

今回の戦い、秦軍の狙いは武城や平陽ではなく邯鄲の守護神たる自分を討つ事にあり、

自分はまんまと誘き出され自ら罠に掛かったのだと…

洛陽城

 

混戦で桓騎軍に捕らえられた扈輒とボロボロに敗れた趙兵10万は、武城と平陽城の前で公開処刑され、

邯鄲の守護神の最後に希望を失った2つの城は開城します。

 

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キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

今回の休載SPはいかがだったでしょうか?

kawausoの予想では今回の戦略も、実質は王翦が立てていて、桓騎はそれを悟られないように、

とぼけた様子で愚将のフリをするのではないかと考えます。

すでに、戦争の自由を得たのだから、それぞれが自分の手柄を最優先するに違いないという先入観を利用して扈輒を翻弄、

最終的には王翦との挟撃に持ち込むのではないでしょうか?

 

前回記事:キングダム675話ネタバレ「前へ」レビュー考察

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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