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監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム699話大予想
今回については、桓騎の言い分が正しいかなと思います。
桓騎が殺したのは民間人ではなく降伏した捕虜であり、人数が多すぎたので逆襲される恐れがあった事は、汲むべき事情と言えるでしょう。
それよりも、黒羊丘での民間人虐殺の方が遥かに問題で、今回の事が有罪なら黒羊丘の一件も不問に付すべきではないと思います。
また、ある程度の殺害は認めるが、全員殺す必要はなかったのではないか？という秦王嬴政の追及は「じゃあ何人殺すまではセーフなんですか？」という別の問題引き起こします。
「ここまでは殺していい人数、ここからはダメ」みたいな発想は無差別虐殺と大差ない欺瞞です。それならオールorナッシングの方がまだいい。
殺すのが兵士であれ民間人であれ殺人に違いはなく、どの道六国の憎悪を呼び込みます。
この期に及んで虐殺者の不名誉に怯える嬴政はまだ甘ちゃんです。
中華統一はどんな美辞麗句を並べようと大殺戮の末にしか達成できません。
桓騎の「秦王が一番の人殺し」というのは、中華統一を目指す限りは必然的にそうなると真理をついた言葉だと思います。
キングダム（春秋戦国時代）ライターkawausoの独り言
kawausoが桓騎を処刑するのに反対する理由は以下の通りです。
一、今回、桓騎が殺したのは投降した敵兵であり、しかも桓騎軍を大幅に越える数だった。
二、そのまま放置すれば反乱を起こされ勝利がフイになる可能性もあった。
この点を考えると桓騎の怒りに任せた暴走があるとしても、仮に雷土が死んでいなくても自軍を守る観点から大虐殺はありえたかも知れません。
よって、軍律違反で桓騎を斬首というのは、あまりに綺麗事が前面に出た処置だと思いますが、読者の皆さんはどう思いますか？
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