大人気春秋戦国時代漫画キングダム。第699話では理想主義者嬴政と現実主義者桓騎の論戦が勃発しました。
桓騎に「虐殺を許した覚えはない」と偉そうに尋問する嬴政に対し「お前こそが中華一の人殺しだ」と言い放たれ、強がって中華統一の理想を説くも桓騎に「それ本気で言ってんの?人間を信頼しすぎww」と鼻で笑われてしまいました。
その後、理想が揺らいで趙兵の頭蓋骨が並ぶ荒野で座り込んで顔を覆う嬴政。余りにも史実の始皇帝とかけ離れたナイーブ王嬴政は大丈夫なのか?
それでは、今週も行ってみようキングダム699話がキターーーーー!!
こちらの記事は、キングダム699話のネタバレが含まれますのでご注意下さい。
そしてブログ主の感想も最近エキサイト気味なので嬴政大好きっ子は覚悟してから読んでね。
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この記事の目次
キングダム699話ネタバレ「ふざけんな天ぷら~!人殺しはお前じゃ」
桓騎は自分を正義顔して裁こうとする嬴政をせせらわらい、
「侵略しかけてんのはお前だよなつまり、今、この世で一番人を殺してんのはお前だ秦王」と指摘します。
それにあわせ黒桜も
「お前が人殺しを命じているんだからお前が一番の人殺しでお頭を責める資格はない」と剣を向けて非難しました。
絶対権力者の嬴政に平気で意見する黒桜、度胸は桓騎に次いで2位ですね。
キングダム699話ネタバレ「今は殺人の話じゃない虐殺の話だしー」
黒桜に対し嬴政は「黙れ!」と一喝
「子供じみた屁理屈に付き合うつもりはない」と突き放します。
しかし、桓騎は冷静さを崩さず
「おいおい屁理屈で片付けんなよ、お前が殺ったのは何十万どころじゃねェんだぞ」と返します。
嬴政は取り合わず
「今は捕虜の話をしている虐殺しろと命令した覚えはない」と糾弾しました。
キングダム699話ネタバレ「六将から白起は出さない」
桓騎はすかさず
「虐殺を命じなくてもお前が起こした戦争の結果の一部だ」と応じ
嬴政は「ああ、だからそれを断罪しにここに来ているではないか」と負けずに応酬
「責任は全部俺で、お前は裁くだけかよ」と呆れる桓騎
「戦を始めた手前、暴走したお前を裁くのも俺の責任だ、そしてもっと大きな責任は六国を全て滅ぼしてからの話だ」と嬴政
桓騎は
「フッ、正に血の王だ。お前に比べれば俺なんてかわいいもんだぜ」と自嘲します。
嬴政「それも承知の上だ、血を多く流す故に兵士の死と民捕虜の死は強く線引きをせねばならぬ。我々は現六将から白起を出すわけにはいかんのだ」
どうやら嬴政は現六将から白起を出すまいと考えているようです。
キングダム699話ネタバレ「お前本気で言ってんの?」
ここから嬴政の独り語りが始まりました。
「あの大虐殺が当時、中華をどれほど震え上がらせたか。趙にどれ程の怨念を産んだのかは、幼少期の身をもって知るところだ。
そんな状況を作っては国を滅ぼしても統治など出来るわけがない。此度のお前の所業は、あの長平を思い起こさせるほどの悪行だ
戦乱の後、列国と一つになることが出来なければ今やっていることも、これまでやってきたことも全てが無に帰すそんな事は絶対に…」
滔々と中華統一のビジョンを語り続ける嬴政を桓騎は止めます。
「ちょっと待て、お前本気で言ってんのか?
虐殺云々の前に他人の土地に侵略し殺して奪って、その上でその連中と一つになれると、本気でそう思ってんのか?」
桓騎の質問に大真面目にイエスと答える嬴政
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