キングダム701話ネタバレ李牧の前にあの男が…「大将軍の帰還」レビュー考察

2021年11月25日


 

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李牧

 

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム701話の扉は李牧の後頭部のアップでした。

誰もが今回は李牧が邯鄲に呼び戻される話だと思っていましたが、最初に趙国を救うべく手を挙げたのは李牧ではなく、かつて趙を出奔して現在は楚にいる廉頗(れんぱ)でした。

しかし願いも空しく廉頗の復帰は佞臣郭開により阻止されてしまうのです。

それでは、今回も行ってみよう!キングダム701話がキターーーーー!

kawausoさんのキングダムがキター!

 

※こちらの記事はキングダム701話のネタバレが含まれますのでご注意下さい

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム701話ネタバレ「怒る趙国の人々」

洛陽城

 

冒頭から邯鄲には桓騎軍に殺害された兵士の人命が張り出されています。

あまりの犠牲の多さに落胆し嘆き悲しむ親族たち、その中で非道な秦兵への憎しみが募っていきます。

長平だ!おのれ秦め、秦兵は捕皆殺しにしてやる、捕らえて八つ裂きにしてやる

趙の人々は全員、万極のような顔になり、桓騎の生皮を剥いでやるぞと絶叫しました。

 

 

 

キングダム701話ネタバレ「郭開と愉快なボンクラたち」

秦檜(しんかい)

 

その頃、王宮では郭開と郭開よりも無能な趙のモブ臣が鳩首会議の真っ最中でした。

このまま平陽・武城を抜かれたら残るは邯鄲のみとモブ臣達は焦りまくります。

 

しかし、ここで韓倉(かんそう)という老臣が登場。

「慌てずとも邯鄲には兵力が十分にあり、城内の民衆も桓騎軍の蛮行で士気に火が付き平陽や武城も同様に士気は上昇しているので、秦は易々と邯鄲には入って来ない」と周囲を安心させます。

 

さらに韓倉は

「懸念材料もあり、邯鄲から一部の大金持ちが財宝を持って逃げ出していて、これを真似て民が邯鄲を出ていけば、秦軍が邯鄲にやってきた時に城を守る兵力がいなくなる」と指摘し、門を閉じて豪商含め民が外に出られないようにすべきと進言します。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム701話ネタバレ「まともな事を言う郭開」

秦檜により冤罪で処刑される岳飛

 

別の重臣が韓倉に

「金持ちばかりではない、お前も逃げようとしていたと聞いたぞ」と詰め寄ると韓倉は少しも焦らずに「当然だ」と言います。

 

「ここにいる私たちは一般の民草とは違う、無論ギリギリまで戦うがいざとなれば大王を守り脱出せねばならん国家の中枢にいる我々は生き延びねばなりません」と回答しました。

 

韓倉に逃げる事を正当化されホッとするモブ臣ですが、それを郭開が叱りつけます。

 

「バカな事で喜ぶでない、その時は命はあっても今の地位も権力もなく敗残者として生きていくのだぞ」

 

郭開は佞臣ですが、少なくともここにいる郭開にくっついておこぼれをもらう事しか頭にない金魚のフンよりは先が見えるようです。あわてて、「もちろん敗残する事は望まない、士気を高めて最後まで秦と戦う」と心にもない事を言い出すモブ臣たちでした。

 

キングダム701話ネタバレ「帰ってくる廉頗」

長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)

 

郭開はなおも不愉快な表情です。

 

「だが兵はいるが、扈輒(こちょう)亡き今、総大将を張れる将がこの邯鄲にいるのか?」

 

モブ臣たちは、英傑、趙忽(ちょうそう)将軍の名前を出したり、もし張忽を失えばどうなる?まだ起用は早いと慎重論を出す群臣もいてまとまりません。

 

モブ臣一同「ならばやはり、ここはもう、あの方しか…」

 

あの方を想像し嫌な脂汗をかく郭開…ここで、楚から急報がやってきました。

 

それは、現在は魏から楚に移籍し魏兵を全力で血祭りにあげている大将軍廉頗でした。

その傍らには介子坊、そして(きょうえん)もいます。

 

楚漢戦争

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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