キングダム730話ネタバレ予想「砂鬼一家を残虐にしたのは桓騎なりの優しさだった」

大人気春秋戦国時代漫画キングダム。

第729話では砂鬼一家の長、衣央により砂鬼一家が現在のような残虐な集団になったのは桓騎のアイデアによるものだと判明しました。

しかし、衣央は桓騎がどうして砂鬼一家を残虐な拷問部隊にしたのか？その理由までは明かさず、続きは宜安城を落としてからとはぐらかされます。でも、編集長は閃いてしまいました！今回は桓騎が砂鬼一家を残虐に演出した衝撃の理由を明らかにしますよ！

監修者

kawauso 編集長（石原 昌光）

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ（田畑 雄貴）

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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キングダム730話ネタバレ展開予想考察|回想シーンの違和感

皆さんは、キングダム729話での雨の中で倒れている桓騎のシーンを見て違和感を感じませんでしたか？

編集長は違和感をバリバリに感じてしまいました。倒れた桓騎を囲んでいる砂鬼一家は、みたところ少年と少女だけでした。本来なら、アジトの近くで人が死んでいる事態は重大事に繋がる可能性もあるので、大人が出てきて当然なのに、出てきたのは少年と少女だけです。

砂鬼一家の大人はどこへ消えたのか？

いや、これは大人が消えたのではなく砂鬼一家には最初から少年と少女しかいなかったのでしょう。

キングダム730話ネタバレ予想考察|砂鬼一家は貧困と戦争孤児の集団

では、どうして砂鬼一家が少年少女ばかりなのか？

これは推測ですが、砂鬼一家は元々、戦乱で両親を失ったり貧困や疫病で村を追い出された身寄りがない孤児なのではないでしょうか？1人で食べていく事が出来ない彼らは、孤児同士で集団を作るようになり生きる為に武器を取って山に隠れ、旅人を脅して食糧や金品を巻き上げて細々と暮らしていたのです。

恐らく、衣央(いお)の姉の偲央(しお)が不思議な魅力で孤児をまとめ砂鬼一家の長になっていたのかも知れません。だからこそ偲央が桓騎を救うと言った時、誰も反対しなかったのです。

—熱き『キングダム』の原点がココに—

キングダム730話展開予想考察|桓騎が砂鬼一家に知恵を授ける

しかし、少年少女ばかりの野盗など、いつ逆襲に遭って皆殺しにされるかわかりません。そこで偲央に助けられた桓騎がアイデアを授けました。

「弱小の砂鬼一家が、今より楽に生きていくには残酷な手段を身に着けるしかない。

獲物を捕まえたら拷問にかけて村の情報を吐かせ、吐かないやつは全身をバラバラにして串刺しにして山道に曝してしまえ、そうすればあいつらは砂鬼一家を恐れる。拷問に遭いたくないと思えば、食い物もカネも喜んで差し出すだろう」

そして、見た目の幼さをカバーするため気持ち悪い仮面をかぶり、人間の指や耳をアクセサリーにしてぶら下げ、中華一危険な集団、砂鬼一家を演出しました。桓騎のアイデアは的中し、砂鬼一家は逆襲されず犠牲も出さず、金と食糧を手に入れられるようになります。

キングダム730話ネタバレ予想考察|桓騎が李信に最初は近づいた理由

雨の中で倒れていた13才の桓騎は、身なりが貧しく李信と対してかわらない下僕のような境遇だったのでしょう。だから最初に李信にあった時には、同じような境遇だと思って好意を持ち、貧しい人間の戦場での生き残り方を伝授してやろうと思ったのかも知れません。

しかし、李信は桓騎の考えに反して中華を統一して戦乱を終わらせるという、とてつもない犠牲を伴う思想の持ち主だった。だから李信を嫌うようになり距離を取っているのでしょう。

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